歩くことで生まれる新しい働き方
現代社会において、テクノロジーの影響で私たちは日常的に身体を動かす機会が減少しています。特にリモートワークの普及により、かつての通勤時代に比べ歩行量は大幅に減少しています。こうした現状に危機感を覚えた大阪を拠点とする「ヴァンパイア株式会社」は、行動の変化を促す様々な取り組みを開始しています。
ヴァンパイアの取り組み
「歩く×働く×つながる」をキーワードに掲げるヴァンパイア株式会社では、毎月1回の「お散歩会」を実施しています。ここでは、阪神尼崎駅をスタートとして、新世界や弁天町を目指し、約15kmを歩きます。このイベントは、単なるウォーキングではなく、社員同士の新たなつながりを作る重要な機会でもあります。交流が少ない部署同士が顔を合わせて話すことで、普段業務上では得られない理解やアイデアの共有も生まれています。実際、過去には最大で22名が参加し、コミュニケーションの輪が広がりました。
ヴァンパイア体操
同社の取り組みのもう一つが、「ヴァンパイア体操」です。毎朝の朝礼では、オンラインで体操を行い、スタッフが物理的に離れていてもともに運動を楽しめる仕組みが整っています。ラジオ体操やオリジナル体操を通じ、PC前で少しでも身体を動かす習慣が奨励されています。これにより、健康増進はもちろんのこと、チームの一体感や新しいアイデアが生まれる場としての効果も期待されています。
健康と発想力の相乗効果
「普段は画面越しでしか関わらないメンバーとも顔を合わせて運動することで、自然と距離が縮まり、新たな発見がある」をスタッフが語るように、これらのプログラムは単なる健康づくりに留まらず、チームの架け橋にもなっています。ある営業チームのスタッフは、普段は見えない景色や物事に気づくようになったと話し、日常の小さな出来事が大きなアイデアに繋がることもあると言います。これらの体験が、働き方を変える大きな要素として機能しているのです。
加藤代表の思い
代表の加藤洋平氏は、「最初は健康維持が目的でしたが続ける中で時間の感覚が変わり、小さな美しさに気づけるようになってきた」と語ります。歩くことが心と体に良い影響を与え、仕事においてもプラスの効果をもたらしている思いが強いようです。
社会貢献への取り組み
今後の展望として、ヴァンパイアでは参加者の歩数に応じて寄付を実施する「歩数寄付」を計画しており、地域社会への貢献をも視野に入れています。また、オンラインで繋がり、「リモートお散歩会」として全国の働く人々とも交流を深めていく予定です。地域や年齢を問わず、誰もが健康に働ける社会を目指した一歩一歩が、確実に未来を変える力になると信じています。
取材のご案内
「お散歩会」は参加者募集中です。取材希望のメディア関係者の方はぜひお知らせください。社員だけでなく、経営者やライターなど多様な方々が参加し、健康促進や新しいつながりを生むこの取り組みを、ぜひとも取り上げていただければと思います。
行程:
- - 阪神尼崎駅(08:30 AM)
- - 弁天町駅(10:30 AM)
- - 新世界(12:00 PM)
距離:約15km
会社概要
- - 会社名:ヴァンパイア株式会社
- - 所在地:大阪府大阪市中央区東心斎橋一丁目13番11号 クイント心斎橋ビル401号室
- - 代表者名:加藤 洋平
- - 事業内容:アセット制作、SNS関連事業、ウェブ制作、オンラインライブ・セミナー、ゲーム企画・開発、ライセンシングサービスなど
- - 公式HP: Vampire K.K.