よーじやグループの新たな挑戦と京都への想い
2026年2月5日、よーじやグループの代表取締役である國枝昂が、テレビ東京系の日経スペシャル『カンブリア宮殿』に登場しました。この放送では、同社が進めるさまざまな取り組みや改革が特集され、特に「みんなが喜ぶ京都にする」というビジョンが強調されました。これにより、あぶらとり紙のみに依存したブランドから、日常使いのライフスタイルブランドへの変革が図られています。
1904年からの歩み
よーじやの歴史は、1904年に遡ります。当初は「國枝商店」として、舞台化粧道具や日用品を扱う小規模店舗でした。1990年代に入ってからあぶらとり紙ブームが起こり、観光客にとっての定番土産として人気を博しました。しかし、観光業に依存する構造は長年続き、主力商品であるあぶらとり紙の売上も停滞。さらにコロナ禍により経営は厳しい状況に追い込まれました。
この困難な時期に、歳若くして代表に就任した國枝は「脱・観光依存」を掲げ、新たなブランドの再定義に挑戦しました。日本国内外で愛される「よーじや」ブランドへと進化するため、日常に寄り添う商品開発や店舗展開が進められています。
新業態の展開
放送では、特に注目されたのが新たな業態である「十割蕎麦専門店 10そば」と「26(にーろく)ダイニング」です。
十割蕎麦専門店 10そば
2022年にオープンした「10そば」では、国産そば粉を生かした十割そばを500円から提供しています。一般的なざるそばを含む20種のメニューがありますが、さらには創作料理にも注力しています。グルテンフリーで、美味しさと栄養価を両立させた食事を楽しむことができます。現在、京都と大阪に3店を展開し、地域住民の口コミで成長しています。
26(にーろく)ダイニング
2025年に生まれた「26ダイニング」では、京都の各市町村から集めた食材を使用した創作料理を楽しめます。この店舗は、生産者の思いや地域の魅力を直接お客さまに伝えることを目的としています。食を通じて「おいしさ」を体験し、地域に訪れるきっかけを提供することで、京都全体の活性化を目指しています。
地域貢献への取り組み
よーじやグループは、地域への貢献も重要なミッションとしており、2023年から京都を拠点にしたスポーツチームのスポンサー活動を開始しました。地域住民が熱狂するスポーツチームを応援することで、地域の活性化を図り、京都に恩返しする姿勢を示しています。あらゆる世代に愛される「よーじや」となるよう、さまざまなアプローチを続けています。プロサッカークラブ「京都サンガF.C.」のプラチナスポンサーや、プロバスケットボールチーム「京都ハンナリーズ」のメジャーパートナーとして、特設ブースやコラボグッズも展開しています。
未来への展望
創業当初の理念に立ち返り、京都の方々にも愛される存在を目指す「よーじやグループ」。今後も新たな事業を立ち上げ、これまで知られていない京都の魅力を発信することを計画しています。各種カテゴリーでの取り組みが一本の筋でつながり、地域の皆さまにとって価値ある企業として成長していくでしょう。私たちの取り組みが、みんなの生活をより豊かにするきっかけとなりますように。