岡山大学陸上競技部の石本君、デフリンピック日本代表内定に歓喜！

岡山大学陸上競技部の石本龍一朗、デフリンピック代表に内定！

岡山大学陸上競技部の教育学部3年生、石本龍一朗さんが2025年11月に東京で行われる「第25回夏季デフリンピック競技大会」の男子400ｍハードル部門にて、日本代表選手に内定しました。この素晴らしい結果は、これまでの彼の努力と成長の賜物です。

石本さんの成績と夢

石本さんは、2024年の「第21回日本デフ陸上競技選手権大会」で大会新記録を樹立し、56秒45というタイムを記録。これは彼の才能と努力を物語るもので、全国的に注目される選手へと成長しました。そして、5月5～6日に行われた日本選手権では56秒69という安定した走りを見せ、見事に2連覇を達成しました。この結果により、石本さんの日本代表入りが現実のものとなりました。

先輩たちへの敬意と感謝

自身の選手生活を振り返りながら、石本さんは「まずは、育ててくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいです。結果で恩返しができるよう、全力を尽くしたいと思います。」と語りました。さらに、過去にデフリンピックの道を切り拓いてきた先輩方についても敬意を表し、聴覚障害に対する理解が広がらない中で努力してきた彼らの存在を大切にしています。

デフリンピックの意義

デフリンピックは、聴覚に障害のあるアスリートのための国際的な総合スポーツ競技大会で、4年ごとに開催されます。2025年の大会は、東京で開かれる初のデフリンピックとして、多くの注目が集まっています。石本さんはこの舞台で、海外の選手たちと競い合う喜びを感じていると語ります。彼の挑戦に心を寄せるファン、多くの岡山大学の関係者が彼の成功を願っていることでしょう。