大阪から始まる障がい者への理解とインクルーシブな社会の実現
大阪高槻市に本社を置く株式会社Lean on Meは、2025年11月5日に和歌山県のアドベンチャーワールドで開催される「ドリームデイ・アット・ザ・ズー 2025」に協賛します。このイベントは、障がいを持つ子どもとその家族が特別な体験をできる日として注目されています。
ドリームデイとは
ドリームデイは、障がいのある子どもたちとその家族のための特別な1日です。アドベンチャーワールドが毎年開催し、今年は過去最高の1200組の家族を招待して、パークを貸し切って行われます。ここでは、家族全員が周囲を気にせず思い切り楽しむことができ、そのために特別な配慮がされています。
リーンオンミーの取り組み
リーンオンミーは、2025大阪・関西万博の経験を生かして、アドベンチャーワールドでは500名以上のパークスタッフやボランティアに、障がいや多様性への理解を深める研修を行います。このプログラムは、障がいを持つ子どもたちとその家族が安心して楽しむためのサポートを目指しています。リーンオンミーのCEO、志村駿介氏は、「今回の研修によって、スタッフが不安を自信に変え、皆さんが特別な一日を心から楽しめると信じています」と語りました。
インクルTechとは
「インクルTech」とは、障がい者を含む全ての人々が社会の一員として活躍できることを目指して提唱された、技術を利用した取り組みです。SDGsとともに、社会課題の解決を図る使命を持ち、障がい者支援の重要性が増す中、リーンオンミーはその先駆者として活動しています。
障がい理解を深める研修プログラム
「ドリームデイ」に向けた全社集会では、障がい理解を深めるためのeラーニングプログラム、「Special Learning for business」を一部提供します。この研修は、知的障がい者とのコミュニケーションや、接客業における実践的なスキルを学ぶことができる内容です。独自に開発したプログラムは、すでに8万人以上が利用しており、その効果が実証されています。
誰もが楽しめる社会の実現へ
リーンオンミーの取り組みは、特別な日を「当たり前の日常」へと変えることを目指しています。今後は、全国のホテルや飲食店、観光施設など各分野にもこのような活動を広げ、誰もが自由に過ごせる社会の実現を目指します。「ドリームデイ」はその第一歩であり、社会全体が一つになって多様性を受け入れることの重要性を訴えかけます。
リーンオンミーの未来
今後は、より多くの企業に障がい者への理解促進のための認定資格や研修プログラムを展開し、障がい者雇用を支援していきます。特に、見えない障がいに対応したインクルーシブなサービスや接客技術を学ぶことができるプログラムを提供し、より多様性のある社会を形成していくことを目指しています。
今後の「ドリームデイ」やリーンオンミーの活動が、障がいのある方々にとって、もっと日常的で受け入れられるものとなることを期待しています。