埋込型信号が登場
2025-06-28 15:46:18

未来の交通安全を担う埋込型信号が守口市に登場!

未来の交通を切り拓く埋込型信号!



2025年6月23日、ひときわ注目を集めている新しい交通インフラ「埋込型信号」が、大阪府守口市の大枝公園に登場しました。この信号は、従来の縦型や吊り下げ型信号機とは異なり、地面に埋め込まれたLEDラインが光るという全く新しいスタイル。歩行者、特に子供や高齢者といった交通弱者に対する安全策として期待を寄せられています。

安全を守る新しい仕組み



埋込型信号の最大の特徴は、歩行者の足元からの視認性を向上させる点にあります。この信号は公園近くの横断歩道に設置されており、交通量が多く、歩行者の通行が頻繁なエリアです。ドライバーにとっても道を横断する人々に注意を向ける手助けをし、交通安全の向上に貢献しています。

設置後、市民からはこの新信号に対するポジティブな声が上がりました。「明るくて、歩行者の存在に気づきやすくなった」といったところが評価されています。また、埋込型信号の光が環境を彩ることで、夜間でも安全を確保できるため、街の景観にも好影響を及ぼしています。

海外の動向にも注目



この技術は日本初ですが、海外ではすでに導入が進んでいる事例があります。特に韓国では、都市部を中心に床型歩行信号表示装置の設置が進んでおり、事故の減少にも繋がっているとのデータが出ています。2022年時点で3,078台だった設置数が、2025年には1万3,718台に達すると言われています。これは、交通弱者への配慮から導入が加速している証拠です。

仁川市で行われた調査でも、埋込型信号機による自動車と歩行者の事故頻度が13.2%、スクールゾーンではなんと24.4%も減少したとの報告があります。この実績は、守口市の取組みがもたらす未来に対する期待感を高めています。

仕掛け人は「アトラス埋込型信号機株式会社」



日本初の埋込型信号を開発したのは「アトラス埋込型信号機株式会社」です。代表の岩谷昌洋氏は、「交通弱者の事故を少しでも減らし、命を守れる社会を実現したい」という想いを持っています。この技術は日本国内で特許を取得している独自のものです。

「埋込型信号は、今後の都市交通のスタンダードになる可能性を秘めています。安全性、視認性、景観性を兼ね備えたこの信号が、より多くの地域に広がることを期待しています」と岩谷氏が語るように、今後の導入に大きな期待が寄せられています。

最後に



守口市に設置されたこの埋込型信号は、ただの交通信号機以上の存在です。歩行者の安全確保を最優先に考えた新しいインフラであり、未来の交通環境をより良いものにするための第一歩となることでしょう。これからの世代に向けて、交通安全が一層進化していくことを願っています。


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