万博サーキュラーマーケット『ミャク市！』が始動！建材リユースへ取り組むJEMS

万博サーキュラーマーケット『ミャク市！』が始動！

2025年に開催される大阪・関西万博のもと、リユースマッチングプラットフォーム「万博サーキュラーマーケットミャク市！」が始まりました。このプロジェクトでは、リユースを促進することでサーキュラーエコノミー社会の実現を目指しています。

ミャク市！の発表背景

「ミャク市！」の立ち上げを行ったのは、株式会社ＪＥＭＳ。茨城県つくば市に本社を置く同社は、創業以来約30年にわたり、廃棄物業界を支援し、循環型社会の実現に向けた活動を展開してきました。今回の取り組みは、万博協会の協力のもと、効率的なリユースの実現を図るために開発されたものです。

このプラットフォームでは、大阪・関西万博の閉会後に発生する建材や設備をリユースし、次世代の資源循環を促進します。主な機能として、「施設等の移築」、「建材・設備のリユース」、「什器・備品のリユース」の3つに分かれ、第一弾として2024年8月に「施設等の移築」が公開されました。続いて、今回発表されたのが「建材・設備のリユース」プラットフォームです。

建材・設備のリユースプラットフォームとは

このプラットフォームでは、万博会場で発生する建材や設備を新たに活用したい企業や団体とマッチングを行います。供給側が出品する資材に対して、需要側が入札を行うことで、ニーズと供給の効率的なマッチングが実現します。

ＪＥＭＳが開発したWeb入札システムを活用するこのプラットフォームは、資源を新たに活用するための大きな一歩です。例えば、建物の解体によって発生する価値ある資材が、次のプロジェクトや用途で再び使われる可能性が広がります。

JEMSの役割と強み

ＪＥＭＳは、システム開発力と資源循環に関する豊富な知識を基に、サーキュラーエコノミー社会の実現に向けた取り組みを進めていきます。これにより、持続可能な社会への意識の醸成や行動の変革を促進します。

今後は、さまざまな関係者と連携し、より多くの人々に持続可能な社会の重要性を伝え、行動を促すための取り組みを強化していく方針です。

ほかの施策との連携

「ミャク市！」は単なるマッチングプラットフォームにとどまらず、大阪・関西万博で求められる持続可能性の象徴でもあります。多くの企業や団体との連携を通じて、新たなビジネスモデルとして成長することが期待されています。

このような取組を通じて、JEMSは大阪・関西万博における成功に寄与し、資源のリユースや持続可能な社会の実現に大きく貢献することを目指しています。これからの展開にどうぞご期待ください。