流れ星☆が単独ライブツアー「FINAL~大炎回~」をスタートさせました。このツアーは、2025年にコンビ結成25周年を迎える流れ星☆にとって特別な意味を持つものであり、全国8カ所を巡る計画が立てられています。初日は東京の全電通労働会館で開催され、会場は熱気に包まれました。
囲み取材で、ちゅうえいは「ツアー“FINAL”なので、これまでのすべてを出し切りたい」と意気込みを語りましたが、一方で初日を前に「頭が真っ白」と冗談交じりに語り、場を和ませました。相方のたきうえも、ちゅうえいの言葉を受けて「若手芸人の前でゲネプロを行ったが、かなりスベった」と不安を漏らしつつも、「逆に同業者にスベると本番ではウケる」とポジティブな期待を込めました。
「FINAL」との名がつくこのツアーについて、たきうえが解散せずにお休みする理由を説明。「ツアーを支えてくれている皆さんが退職となるため、一区切りをつけるタイミング」と語ります。その一方で、ちゅうえいとの「旅」という表現に、後輩から思わずツッコミを入れられるエピソードも披露され、笑いを誘っていました。
その後、報道陣からの「不仲説」に対して、二人は「そうでもない」と応じます。ちゅうえいは夢の中でたきうえがタバコを吸う一幕を語りつつ、コンビの仲の良さをアピール。今回のライブでは「体を寄せ合ってふざけ合うネタもある」との言葉に会場は期待に満ちていました。
さらに、ツアーの“FINAL”ならではの演出についてもたきうえが言及。「これまでの集大成を形にしたい」と意欲的に語り、コアなファンとの懐かしいネタも盛り込むことを明言しました。とてもファン思いな姿勢が感じられました。
ライブのスタートは、ちゅうえいのギャグに合わせる「ギャグ ギャグ ディスコ」から始まり、瞬時に会場が一体となりました。その後も、旬な話題を盛り込んだ漫才で観客を笑いの渦に包みました。幕間では、対戦VTRが流れ、仲間集めに奮闘する様子に会場が盛り上がるなど、観客を引き込む工夫も見られました。
流れ星☆のライブは、ただの漫才ではなく、事務所の裏話や仲の良さを感じさせるエピソードが飛び出し、初日から大爆笑を誘いました。生のステージでしか味わえないその魅力は、これまでの経験とこれからの未来を結ぶかけがえのない時間であることを確認できる機会でした。
また、グッズ販売も行われ、Tシャツやマフラータオル、アクリルスタンドや缶バッジのほかに、チェキ風ランダムブロマイドなども取り揃えています。6,000円以上の購入者には、終演後の握手会への参加券がプレゼントされる特典も!
今後のライブも、流れ星☆の魅力を感じられる貴重な機会となることでしょう。会場のロビーでは、過去の公演のポスターやツアーTシャツの展示もあり、ファンにとって嬉しい要素が盛り込まれています。次回以降、ぜひ足を運んでみてください。