落語家・桂米助(ヨネスケ)が、自身のYouTubeチャンネル「突撃!ヨネスケちゃんねる」における収益の一部を、岩手県大船渡市で発生した山林火災に対する支援として寄付することを発表しました。この寄付は、2025年の3月1日から10日間にわたり開催された「桂米丸追善興行」の期間中に撮影・配信された動画の収益から全額が寄付されるとのことです。制作費を除いた金額が寄付される予定で、寄付実施時期は2025年3月末頃となっています。
桂米助は「ささやかながら、少しでも救済と復興の役に立てれば幸いです」と心境を語りました。寄付先は日本赤十字社で、被災者救済および復興に役立てられる予定です。
「桂米丸追善興行」は、桂米助の師匠である桂米丸の追悼興行として行われ、初めての試みとして東京と大阪の5団体の落語家が新宿末廣亭に集結しました。師匠の米丸を華やかに見送るため、10日間の盛大な興行を成功させることができました。
興行には多くの落語家やスタッフの協力があり、桂米助は「皆様のお力添えがあり、無事に興行を成功させることができたことに深く感謝しています」と感謝の意を表しました。
YouTubeチャンネル「突撃!ヨネスケちゃんねる」では、興行の模様を撮影した動画が数多く公開されています。例えば、初日の公演では鶴瓶が登場し、急遽談春が舞台に立つという展開があり、観客を驚かせました。また、さまざまな落語家が次々と登場し、それぞれの持ち味を活かしたパフォーマンスで場を盛り上げました。
興行は口コミでも評判が広がり、さまざまな層の落語ファンが引き寄せられました。特に、兄弟子や門下生たちが一堂に会したその姿は、感情的で、涙を流す観客も多く見受けられました。
桂米助は、これからも自分にできる形で被災地支援や落語界の発展に努める意向を示し、引き続き皆様の応援をお願いするとコメントしました。寄付を通じて、今後も誰もが知る落語の楽しさと共に地域を支える姿勢が多くの人々に伝わることを願ってやみません。これからも桂米助の活動から目が離せません。