春画展の魅力
2025-07-26 15:20:21

新宿歌舞伎町春画展で感じる文化の深みと楽しさ

新宿歌舞伎町春画展が開幕



2025年7月26日、新宿歌舞伎町能舞台にて「新宿歌舞伎町春画展―文化でつむぐ『わ』のひととき」が開幕しました。この展覧会は、江戸時代に制作された春画約150点が展示されるもので、9月30日までの会期で行われます。

江戸時代の春画を体感



展示される作品には、菱川師宣や喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川国芳など、著名な浮世絵師の作品が含まれています。本展のアートディレクションを手がけたのは、アート集団Chim↑Pomの林靖高さんで、訪れる人々に春画の魅力を深く味わってもらうことを大切にしています。

歌舞伎町の中心で行われるこの展は、空間の特異性と地域性によって一層の楽しみを加えています。主催者の手塚マキさんは、「春画には人間味あふれる深い魅力があり、誰でも楽しめるポップな側面がある」と述べ、観覧者同士が交わる楽しい空間が生まれることに期待しています。

内覧会の模様



開幕前日の7月25日、関係者向けに内覧会が行われ、監修を務める浦上満氏や手塚マキ氏が登壇しました。浦上氏は、春画は観る人によって異なる印象を持つ面白さがあると語り、「春画を見て鬱になる人はいない」という言葉を引用し、訪れる人々が元気になることを願っています。

アートディレクターの林氏は、春画を通じて感じた力強さを強調し、来場者が街の中で感じる体験自体も展示の一部になるよう工夫されているとコメントしました。

期間中の関連イベント



春画展では、展覧会をより楽しむための関連イベントも多彩に計画されています。8月1日には春画をテーマにしたドキュメンタリー映画の特別上映会が行われ、アートの魅力を深めるトークセッションが予定されています。8月26日と9月15日には、笑福亭羽光・茶光による春画と落語をテーマにしたイベントもあり、江戸時代の文化が交差します。その他にも、スリバチ散歩ツアーやトークイベントも開催され、春画の新たな魅力を発見する機会が提供されます。

オリジナルグッズも登場



展示に関連したオリジナルグッズも販売され、春画をモチーフにしたトートバッグやクッションなどがラインナップされています。これらのアイテムは、展覧会の思い出としてもぴったりです。

Podcastで文化を深める



新宿歌舞伎町春画展では、音声コンテンツとして江戸文化や春画についてのトークが配信されています。日本文化のナビゲーターと共に、春画の奥深い世界を学ぶことができます。

「新宿歌舞伎町春画展」は、ただのアート展ではなく、文化を結びつける新たな体験の場となっています。訪れることで、江戸時代の人々の自由な発想や、色気と笑いを楽しむ文化に触れてみてはいかがでしょうか。


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