AIで怪談をアニメ化
2025-09-08 16:22:42

小泉八雲の怪談をAIで描く、新感覚ショートアニメが放送開始

小泉八雲のKWAIDANの世界:革新的なAIショートアニメ



DLE(株式会社ディー・エル・イー)とTSK(山陰中央テレビジョン放送)が共同制作する新たなショートアニメ『小泉八雲のKWAIDANの世界』が、2025年10月2日から放送開始します。このアニメは、日本の怪談文学に大きな影響を与えた小泉八雲の作品を題材に、全編にわたってAIを活用した革新的なアプローチで制作されています。

番組コンセプト


この作品は、全編を通じてAI技術を利用することで、新たな視覚表現を実現。小泉八雲の独特な世界観をより一層引き立て、視聴者に恐怖と幻想が交錯する体験を提供します。特に注目すべきは、アニメルック版と実写ルック版の二つのスタイルで展開される点です。これにより、視聴者は同じシナリオを異なる視覚表現で楽しむことができます。

制作体制とキャスト


この番組は、FROGMANが監督を務め、アニメーション制作はDLEのOBETA AI STUDIOが手掛けます。また、松江出身の漫画家いずみせらがナビゲーションキャラクター「紺霞」のデザインを担当し、実力派声優陣も参加しています。声の出演には、『名探偵コナン』でお馴染みの茶風林や、『ドラゴンボールZ』の人造人間18号役を務める伊藤美紀が名を連ねており、期待が高まります。

制作発表会と今後のイベント


本作の制作発表会は、10月2日の放送開始に先駆けて、9月6日に小泉八雲ゆかりの地、松江市の月照寺で開催されました。ここでは、TSKの代表取締役社長である田部長右衛門とFROGMANが登壇し、制作の背景や放送開始を発表しました。また、ティザーPVも公開され、制作現場の熱気が伝わる内容となりました。

さらに、月照寺でのライトアップイベント「夜に描くKWAIDANと灯り(あかり)」が2025年11月8日から12月14日まで行われることが発表され、これも注目のイベントとして楽しみです。

まとめと期待


TSKの田部社長は、「これまでできなかったことを可能にするAIの活用によって、新しい挑戦の扉が開いた」と語り、FROGMANは「日本の文化を、今の世代に伝えるためにこの作品を作った」との想いを語っています。視聴者は、従来の枠を超えた映像体験を通じて、小泉八雲の異界の物語を堪能できるでしょう。

この革新的な試みは、特に怪談においてAIの持つ特殊な魅力を引き出すことができるのではないかと期待されます。放送開始までのカウントダウンが待ち遠しいですね。全く新しい視覚体験を通じて、日本文化を再発見する旅に出かけましょう!


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