身近な科学を感じる！摂南大学でジャングル探検と実験体験

摂南大学で熱帯ジャングル探検と実験体験

2025年6月14日、摂南大学薬学部が開催する特別プログラム「植物園で新種を探そう!〜熱帯ジャングル探検とミニ実験体験〜」が行われます。このイベントは、中学生を対象にした科学体験イベントで、参加者は実際の大学の研究施設で科学の面白さを体感できるチャンスです。

プログラムは、独立行政法人日本学術振興会が行う「ひらめき☆ときめきサイエンス」の一環として企画されており、科研費を活用した最先端の研究成果を実際に体験できることを目的としています。参加者にとって、日常では体験できない科学的な探求の楽しさを味わうことができる貴重な機会となるでしょう。

プログラム内容

当日は、摂南大学枚方キャンパスの薬学部での開催となります。参加者は、植物園の大温室でジャングル体験をしながら、新種を発見する方法について学びます。南アジアの熱帯雨林では新たな生物種の発見が続いており、これをテーマにしたプログラムは、参加者に自然と科学への好奇心を刺激します。具体的には、以下のような体験が行われます。

1. 植物観察と採集：熱帯ジャングルを模した環境で植物の観察を行い、どのように新種を判別するかを学びます。
2. 図書館での調査：図鑑を使って植物の種類を調べることで、文献調査の楽しさも体験します。
3. 分子実験：実験室では、簡単なDNA抽出やPCRといったミニ実験を行い、科学の基礎にも触れることができます。

このプログラムは、大学生のサポートを受けながら進行され、研究や大学生活についての質問もできます。実験用の白衣は無料で貸し出され、動きやすい服装で参加することが推奨されています。参加人数は限られており、先着順で20名の中学生が対象です。

参加の流れ

プログラムは、9:30からの集合・受付に始まり、開講式を経て、講義や体験、実験が行われます。最後にはグループ討論があり、学んだことをシェアする時間も設けられています。参加者全員には「未来博士号」が授与され、記念写真撮影も行います。これだけの内容が無料で参加できるのは大変貴重な機会です。

ひらめき☆ときめきサイエンスとは

「ひらめき☆ときめきサイエンス」は、中学生や高校生が大学や研究機関での最先端の研究に触れることを目的としたプログラムです。参加者は、科学の楽しさや面白さを直接体験し、心の豊かさや知的創造性を育むことを目指しています。摂南大学のこのプログラムも、その理念のもと開催されます。

伊藤優准教授や大学生が熱心にサポートを行い、中学生たちが科学に対する新しい視点を持つきっかけとなることでしょう。興味のある中学生は、ぜひ参加申し込みを検討してください。

参加申し込みはこちらからです！