ニッタがNEEDSを子会社化し、北海道産チーズの未来を拓く
2026年2月27日、ニッタ株式会社は北海道中川郡幕別町に本社を持つ有限会社NEEDSの全株式を取得し、子会社化するための株式譲渡契約を締結しました。この動きは、ニッタグループのさらなる事業拡大と六次産業化を目指す戦略の一環として位置付けられています。
株式取得の背景
ニッタ株式会社は、100年以上の歴史を有する企業で、主に生乳の生産を中心に事業を展開しています。最近では、持続可能な成長を重視し、生産から加工、販売に至るまでを一体化させる「六次産業化」を推進。NEEDSは地元の有力チーズメーカーであり、高品質な国産チーズの製造において豊富なノウハウと技術力を誇っています。
NEEDSが生産するチーズは、厳しい衛生管理のもと、多品種少量生産にも対応できる体制を確立。顧客から高い評価を受けています。ニッタの株式取得により、同社は生乳生産から製品販売までの全工程を統合し、ブランドの強化と安定した事業基盤の形成を目指します。
新たな価値の創出
今回の子会社化により、ニッタはNEEDSの技術やブランドを活かしながら、自社の経営基盤や専門知識を活用して事業を強化していきます。また、昨年からスタートしたメープルシロップ事業との連携による新たな付加価値の創出も期待されています。地域の資源を最大限に活用し、持続可能な事業展開を進めることで、ニッタグループ全体の企業価値向上を目指します。
将来の展望
株式取得が完了した後、ニッタはこれまでのNEEDSの成功を踏まえつつ、同社の持つ製造技術の質を維持していく方針です。また、他の地域事業との連携を強化していくことで、地域の資源を活用した新たな商品価値の創出にも取り組む予定です。
現在、株式取得による業績への影響は軽微であると見込まれていますが、今後の展開については注視が必要です。ニッタは、この株式取得を通じて北海道のチーズ業界に新たな風を吹き込み、地域資源の持続可能な利用を推進することを目指しています。
会社情報
ニッタ株式会社は大阪府に本社を構え、現在は東証プライムに上場しています。1885年に創業し、伝動用ベルトなど多様な製品を展開中。同社の公式サイトやInstagramでは、最新情報が随時発信されています。持続可能な成長を目指すニッタの今後に、ぜひご注目ください。