七尾市の保育施設がキャッシュレス決済を導入!
2025年の春から、石川県七尾市内の全公立及び私立保育施設で、キャッシュレス決済サービス「誰でも決済」が本格的に導入されることが発表されました。この取り組みは、保育現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)の一環として実施され、保護者にも保育士にとっても大きなメリットが期待されています。
現金のやり取りをなくす必要性
七尾市では2026年度から始まる「こども誰でも通園制度」に備え、従来の現金による一時保育や延長保育の料金徴収が増加することが想定されています。そこで、保育士はおつりの準備や現金管理の負担を軽減し、保護者は現金を持ち歩く必要がなくなる仕組みが求められていました。
誰でも決済の特徴
「誰でも決済」の導入により、保護者は会員登録をすることなく、VISAやMastercard、QRコード決済など、様々な手段で簡単に料金支払いが可能となります。これにより、保育士は現金管理から解放され、子どもたちのケアにもっと集中できる時間が増えることが期待されています。
実際に七尾市子育て支援センターの担当者は、現金での集金に関わる手間から解放されたことを喜び、「保護者さんたちにとっても、気軽に一時預かり保育を利用できるようになるのが楽しみです」とコメントしています。
利用者の反応
多くの保育施設での声もポジティブです。保育士たちは、金庫からお金を取り出す手間を省くことができ、保護者もスマートフォン一つで手軽に決済できることが大変便利だとのこと。また、QRコードを連絡帳に記載してくれることで、家庭でも簡単に支払いができ、手間が大幅に減るとの意見が寄せられています。
このように、七尾市のキャッシュレス決済の導入は、利用者たちの生活や働き方に良い影響を与えることが期待されています。
未来の子育て支援体制
今後、「誰でも決済」は一時預かり保育や新制度の利用時に活用され、保護者の負担を軽減し、保育士が子どもたちにより多くの時間を割ける環境づくりを進めていきます。また、保育施設を子ども食堂などとしても利用する多機能化の流れの中で、このサービスは地域連携を支える役割も担うことになるでしょう。
BABY JOB株式会社のその他の取り組み
さらに、BABY JOB株式会社では、紙おむつとおしりふきが使い放題になる「手ぶら登園」というサブスクリプションサービスを提供しています。これによって、保護者はおむつに名前を書いたり持参したりする手間を省け、保育士もおむつの管理から解放される利点があります。今後、さらに保護者の負担軽減を図るための新サービスの提供も期待されています。
このように、七尾市のキャッシュレス決済導入は、保育の質を向上させるだけではなく、子育てをもっと楽しく、快適にするための一歩となることでしょう。私たちもこの素晴らしい取り組みに注目し、今後の展開を見守っていきたいと思います。