2025年大阪・関西万博におけるカンボジア・ナショナルデーの盛況な調印式

2025年に開催される大阪・関西万博でのカンボジア・ナショナルデーが、7月5日に盛大に行われました。この日は、特にカンボジア王国とMIRARTHホールディングス株式会社の間での重要な調印式が行われ、今後のカシューナッツ事業における協力体制が確認されました。

調印式の背景

この調印式は、MIRARTHホールディングスの代表取締役である島田和一氏と、カンボジア王国の商業省長官であるサムヘン・ボラー氏によって行われました。式では、カンボジア産カシューナッツの加工事業に関する意向表明書（LOI）が正式に署名され、今後の推進方針が示されました。また、MIRARTHグリーンテック株式会社も、カシューナッツの販売に関する基本合意書（MOU）を締結しました。

MIRARTHグリーンテックは、このカシューナッツビジネスを通じてカンボジアの経済を活性化させ、それに伴う雇用の創出を目指しています。同国は世界でも有数のカシューナッツ生産地でありながら、加工品としての出荷がほとんど行われていないため、このプロジェクトはカンボジアの農業と経済にとって大きな意義を持ちます。

イベントの詳細

調印式は、万博のEXPOナショナルデーホールで行われ、プログラムには多くのVIPゲストや企業代表が出席しました。式典は和やかな雰囲気の中で進行され、式の最後には協力企業に対し感謝状と花束が贈呈されました。

特に、株式会社ファミリーマートやマイナット様、甘味処たか長様といった名立たる日本の企業が参加し、カンボジア産カシューナッツの普及に協力することが確認されました。この交流を通じて、両国間の友好関係の深化が期待されます。