伝統音楽の新たな息吹
2025-11-21 18:15:28

横浜みなとみらいホールで伝統音楽の新たな息吹を体感しよう!

伝統音楽の新たな息吹。横浜で目撃する現代作曲家たちの挑戦


横浜みなとみらいホールが新たに発表した『Just Composed 2026 in Yokohama』は、邦楽の可能性を追求する興味深いプログラムです。2026年のこの企画では、日本の伝統的な「音の精神」がテーマとされ、数々の新作と再演が融合する特別な公演が開催されます。全く新しい視点から日本音楽を楽しむチャンスを見逃さないでください。

邦楽奏者の新たな挑戦


今回の公演には、三味線奏者であり作曲家でもある本條秀慈郎が参加し、彼自身が新たに委嘱した作品を初演します。秀慈郎はこれまでにさまざまなジャンルとのコラボレーションを行ってきた実力派で、伝統的な日本音楽を現代に生かそうとしているアーティストでもあります。彼は「日本の音楽に宿る希望を表現したい」と今回の演目に込めた思いを語っています。

新作と再演のラインナップ


公演では、ドイツ在住の作曲家・岸野末利加の新作が初演されることに加えて、秀慈郎が手がけた1994年度公演委嘱作、藤家渓子の『風神』の再演も注目です。この『風神』は、国際的にも評価の高い作品で、尺八・三味線・胡弓・二十五絃箏を用いた新たな編成によって、多様な音楽の可能性を引き出します。シンプルながらも深く響く音色は、聴衆の心を揺さぶることでしょう。

参加者を魅了するハイブリッドな音楽体験


プログラムは、三味線をアクセントにしたソロやデュオ、トリオといった多彩な編成が揃い、各楽器が持つ独自の音色が交錯します。「揺らぎ」や「風」、「螺旋」といったテーマが、日本独特の精神性を表現し、観客に新たな音楽体験を提供します。酒井健治の『Wavering』や北爪道夫の『螺旋』など、日本の作曲家の作品もお楽しみいただけます。

魅力的な演奏者たち


公演には、光る才能を持つ邦楽奏者たちが集結します。秀慈郎をはじめとするJ-TRAD Ensemble MAHOROBAのメンバーは、国内外で活躍するスキルを兼ね備えたアーティストたちで、現代音楽と伝統音楽のレパートリーを持っています。彼らの演奏は、ただ聴くだけでなく、視覚的にも楽しませてくれることでしょう。

現代音楽講座もあるこのチャンス


また、この特別な公演では、現代音楽の専門家によるレクチャーイベントも実施され、深い理解を促す場も設けられています。白石美雪による解説は、参加者にとって貴重な経験となるでしょう。

参加方法


公演は、2026年3月14日(土)に横浜みなとみらいホールで開催予定です。チケットは全席指定で、さまざまな割引も提供されていますので、ぜひお早めにご購入ください。

伝統と現代が重なる瞬間を、あなたも横浜で体験してみてはいかがでしょうか。この機会をお見逃しなく!


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