服育ラボが注目する多様性とサステナビリティの未来

全国的に注目を集めている「服育」。このプロジェクトを提唱する株式会社チクマが、2025年8月1日（金曜日）に大阪で第29回服育ラボ定期セミナーを開催します。今回は「服と目指す多様性、服と取り組むサステナビリティ」というテーマのもと、リアルとオンライン（Zoomウェビナー）形式でのハイブリッド開催となります。

このセミナーは、今後の社会においてますます重要視される「多様性」と「サステナビリティ」をキーワードに、衣服との関連性を深く掘り下げることを目的としています。参加者は、行政や専門家、企業、デザイナーなど、多様な立場からの話を聞くことができ、実際の取り組みを知る貴重な機会となります。

セミナーの概要

- 日時: 2025年8月1日（金） 13:30～16:30 講演会、16:45～体験会
- 場所: APイノゲート大阪 11階 J・Kルーム
- 対象: 誰でも参加可能（事前申込制・先着順）
- 参加費: 無料

講演内容

講演会では、以下のトピックが取り上げられます。

1. 関西SDGsユースアクション2024「チクマ服育賞」の紹介
- 高校生が環境保全について考える「第一歩」についての発表です。

2. 性的マイノリティに対する対応策
- 文部科学省からの動画説明により、学校現場での取組みが紹介されます。

3. ジェンダーと多様性社会に関する取り組み
- 宝塚大学の教授による、企業や学校での実施例について。

4. ユニフォームデザインの多様な価値観
- デザインを通じて多様性の重要性を説く内容です。

体験会「制服の一生すごろく」

体験会では、服育の学びを深めるための「制服の一生すごろく」を通じて、時代が求める環境問題について考える時間が持たれます。これは多くの学校で取り入れられている活動で、参加者たちは楽しみながら衣服の環境に関する問題意識を身につけることができます。

株式会社チクマの取り組み

チクマは1903年に創業された繊維商社で、今では環境推進と教育に力を入れています。服育の理念として、衣服を通じて社会性や環境問題についての理解を深めようとしています。特に、リサイクルや環境配慮型のユニフォーム開発に注力することで、持続可能な社会の実現に貢献しようとしています。このような活動が評価され、数々の表彰も受けています。