岡山大学の学生が長崎で平和への想いを再確認した国際フォーラムとは

岡山大学の学生が平和について学んだ長崎の国際フォーラム

国立大学法人岡山大学の学生たちが、2025年5月16日から18日にかけて長崎県で開催された「Nagasaki Peace-Preneur Forum」に参加しました。このフォーラムは、戦後80年を迎え、長崎に原爆が投下された歴史を踏まえた重要なイベントです。

フォーラムの概要

このフォーラムは、長崎県内の産学官で構成される「One Young World長崎協議会」が主催し、国際サミット「One Young World」の支援を受けて行われました。今年のテーマは「分断と対話」。未だに世界中で争いが続く中で、「平和とは何か、どうやってそれを築けるのか」という深い問いが投げかけられました。

参加者には、長崎出身のサッカー日本代表監督・森保一氏や国連のマーヘル・ナセル事務次長補が登壇し、平和構築の可能性や若者の役割について熱く語りました。また、ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会の代表も参加し、核廃絶の重要性について話を展開しました。

学生たちの貴重な体験

岡山大学から参加した田中聖愛さん（教育学部3年）とChok Jia Xuanさん（グローバル・ディスカバリー・プログラム4年）の2人は、このフォーラムを通じてさまざまな視点から平和というテーマに向き合いました。トークセッションやワークショップに積極的に参加し、国際的な参加者とのネットワーキングも行いました。

特に印象的だったのは、平和に対する祈りを込めた折り鶴作りのセッションです。これを通じて、学生たちは異なる背景を持つ参加者たちとの意見交換を行い、深い学びに繋がりました。

今後のきたい

岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学を目指しており、今回のフォーラム参加を通じて国際的な課題に対する意見を多くの学生に広めていきたいと考えています。次世代のリーダーたちがどのように世界を変えていくのか、さらなる取り組みに期待が寄せられています。

フォーラムの様子や岡山大学の活動については、公式サイトやSNSでも発信されています。ぜひ、次世代の平和教育に注目していただきたいと思います。