堀内優里 初全国ツアー『SOUVENIR』音楽で記憶を紡ぐ
2025年7月、ヴァイオリニストの堀内優里が初めての全国ツアー『SOUVENIR』を開始します。このツアーでは、名古屋、大阪、長野、東京、札幌の5都市を巡りながら、「音楽を通じて記憶に残る瞬間を届けたい」という彼女の強い想いが込められたプログラムが展開されます。
プログラムに含まれる曲は、ブラームスの『ヴァイオリンソナタ第2番』やバッハの『シャコンヌ』、シェーンフィールドの『4つの思い出』など、クラシックの名曲に加え、堀内自身の個性が際立つ作品もオリジナルにアレンジされています。それぞれの会場で生まれる独特の雰囲気と聴衆との交流を大切にし、毎回の演奏が異なる特別な体験となるでしょう。
堀内優里は現在、アメリカのインディアナ大学で音楽の研鑽を積んでおり、この経験が彼女の音楽的表現にさらなる深みを与えています。彼女は「音楽にはその時々の空気や聴衆との相互作用があって、それが一曲ごとの色合いを形成します」と語ります。なかでも「どう演奏するか」ではなく「何を伝えたいか」に重点を置く姿勢が彼女の演奏スタイルを一変させ、より情感あふれる演奏へと進化しています。
ツアー名『SOUVENIR』は、フランス語で「思い出」や「記憶」を意味し、堀内は「聴き手がこの音楽を通じて心に残る思い出を作ってもらうことが目標です」と意気込みを述べています。特に、北海道や名古屋など初めて演奏する地で、地域特有の音や感覚を感じ取れることに非常に期待を寄せているようです。
また、彼女はコンサートの準備として、身体的なコンディションやメンタルに気を使い、体力作りを意識した日々を送っています。「音楽をしっかり楽しむためには、自分自身の体調管理が必要です。それぞれの公演で新たな刺激と成長を感じたいです」と、意欲的にツアーに臨む堀内。
ツアーの終了後も、堀内は日本各地での演奏活動やリサイタルを続け、リスナーとの距離を縮める場を増やしていく予定です。音楽を通じてより多くの人とコミュニケーションを取り、「思い出が交差する場」を創り出したいとの思いも抱いています。
公演情報
- - 名古屋: 2025年7月16日(水)開場 18:00 / 開演 19:00 / 電気文化会館ザ・コンサートホール
- - 大阪: 2025年7月17日(木)開場 18:00 / 開演 19:00 / 東大阪市文化創造館小ホール
- - 長野: 2025年7月18日(金)開場 18:00 / 開演 18:30 / 長野市芸術館リサイタルホール
- - 東京: 2025年7月23日(水)開場 18:00 / 開演 19:00 / 浜離宮朝日ホール
- - 札幌: 2025年7月27日(土)開場 13:15 / 開演 14:00 / 六花亭・ふきのとうホール
各会場でどのような感動が生まれるのか、堀内優里が自身の音楽を通じてどのように記憶に残る瞬間を届けてくれるのか、期待が高まるばかりです。ぜひ足を運んで、一期一会の音楽体験を楽しんでみてください。