岡大の研究シンポジウム
2025-11-05 03:18:26

岡山大学OU-SPRING・BOOST Summer Research Symposium 2025開催の意義と成果

岡山大学OU-SPRING・BOOST Summer Research Symposium 2025が開催されました



国立大学法人岡山大学は2025年11月5日、津島キャンパスの自然科学研究科棟において「OU-SPRING・BOOST Summer Research Symposium 2025」を盛大に開催しました。このシンポジウムには、OU-SPRING認定者71名、OU-BOOST-AIの対象者2名、教職員および大学院博士課程の学生約25名が参加し、互いの研究を発表する場となりました。

このイベントは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」の一環として、岡山大学が実施している次世代研究者のためのプログラムです。目標としては、トランスファラブルスキルや異分野間の融合研究能力を向上させること、さらには人材交流を促進することが挙げられています。

開幕の意義と目的



シンポジウムは、先ず菅誠治教学担当理事・上席副学長による開会挨拶から始まりました。菅理事は、「自分の専門分野を他者に説明する力は、これからの研究生活において非常に重要です。このような多様な専門家が集まるシンポジウムを通じて、議論を深め、研究者としてのスキルを磨いてください」と述べました。

この言葉は、参加者にとって重要なメッセージであり、シンポジウムの趣旨を強く印象付けるものでした。

研究成果の発表



シンポジウムでは、OU-SPRING認定者がポスタープレゼンテーションという形式で、それぞれの研究成果を発表しました。参加者は、各発表について活発な議論を交わし、相互理解を深めることができました。また、発表者の中から、ユニークさや創意工夫を評価する投票も行われ、大学院環境生命自然科学研究科の清水優椰さんが「分離合体大型ヘビ型ロボットの試作」で最優秀発表賞を、さらに薮口怜央さんと佐藤陵一さんがそれぞれ優秀発表賞を受賞しました。

交流の場も提供



シンポジウムの後は、同キャンパス内で交流会が行われました。那須保友学長が最優秀発表賞と優秀発表賞を受賞した3名に表彰状を授与し、参加者同士の親睦が深まるひとときに華を添えました。この交流会では、大学院生活や将来の進路についての意見交換が行われ、互いの経験を共有する場となりました。

研究者としての成長を目指す岡山大学



岡山大学は、大学院生を「学生」だけでなく「研究者」としても捉えています。シンポジウムでは認定者の約半数がポスタープレゼンテーションを行い、残りの半数は12月に開催予定の第2回シンポジウムで発表する計画です。

本学は引き続き、研究者としての活動を支援し、個々の能力を引き上げるためのさまざまな取り組みを行う方針です。また、OU-SPRING同窓会「OU-BRIDGE」を新設することにより、国際的なネットワークを構築し、多面的な交流を促進していく予定です。これからも岡山大学の研究者たちの活躍にご期待ください。

結びに



このように、OU-SPRING・BOOST Summer Research Symposium 2025は、未来を担う次世代研究者たちの交流と成長を促す重要なイベントでした。岡山大学は今後も地域中核・特色ある研究大学として、社会変革の推進に寄与する研究者の育成に努めていきます。また、次回もより充実した内容のシンポジウムを提供できるよう、全力を挙げる所存です。


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