国立大学法人岡山大学は、2026年3月6日に津島キャンパスで「岡山大学地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として、クライオ電子顕微鏡(Cryo-EM)とFIB-SEM(Focused Ion Beam Scanning Electron Microscopy)に関するワークショップを開催しました。このイベントは、ハイブリッド形式で行われ、100人以上の研究者や技術者、企業関係者が参加しました。
特別講演では、異なる研究機関からの3名の研究者がそれぞれの研究成果を発表しました。北海道大学遺伝子病制御研究所の佐々木諒平氏は「Ribosome脱UFM化機構の構造解析」と題して、クライオ電子顕微鏡の利点を活かした最新の構造解析技術について説明しました。次に、横浜市立大学の石本直偉士氏が「細菌間における多剤耐性因子伝達機構」に関する研究を発表し、クライオ電子顕微鏡を用いることで明らかになった新たな知見について語りました。最後に、塩野義製薬の安楽佑樹氏が「Structure-Based Drug Design」に関する講演を行い、製薬業界におけるクライオ電子顕微鏡の活用可能性を紹介しました。