松本市の赤松材を活用したスーパーホテルの新ウェルカムボード誕生
株式会社スーパーホテル(代表取締役社長:山本健策)は、長野県松本市と協力して、松くい虫に被害を受けた赤松材を利用したオリジナルのウェルカムボードを開発しました。この取り組みは、地域創生の一環として進められ、2026年5月21日から「スーパーホテル松本駅前」と「スーパーホテル松本・お城口」に設置される予定です。
背景
スーパーホテルは「Natural, Organic, Smart」をコンセプトに、環境保護と地域活性化に力を入れています。特に松本市では、毎年発生する松くい虫による赤松材への被害が深刻な問題となっています。この状況を鑑み、スーパーホテルはイノベーション委員会を通じて松本市の行政課題に耳を傾け、地域資源の有効活用に取り組んでいます。
会議の結果、赤松材の利活用が地域の大きな課題であることが明らかになり、これまで価値を見出されにくかった松枯れ木の可能性に着目しました。地元木工所との連携により、スーパーホテルならではのウェルカムボードが誕生する運びとなりました。
オリジナルウェルカムボードの特徴
新たに開発されたウェルカムボードは、松くい虫に被害を受けた赤松材を使用しており、その黒ずみを敢えてデザインとして活かした木製プロダクトです。自然素材ならではの風合いが特徴で、これまでの木材に新たな価値を見出せるような取り組みとなっています。
さらに、ウェルカムボードには赤松の伐採から製材までの工程を紹介するスペースが設けられており、宿泊者が地域の森林や林業について知る機会を提供しています。これにより、観光客や宿泊者が松本市の魅力をより深く理解できるよう工夫されています。
松本市の山林資源課題
地域で育つ木材が使われずにいる現状は、松本市にとって大きな問題です。松くい虫により青黒く変色した赤松材は商品化が困難であり、加工作業にも手間がかかりコストが高騰します。これまで木材の利用が進まなかったために、森が荒れ、林業にも悪影響が出ているのです。
スーパーホテルの取り組みは、こうした流れを転換する第一歩と言えます。使用することで森を守るという考えのもと、地域資源の循環を促進し、環境と経済を支える持続可能な社会の構築が期待されています。
今後の展望
今後はウェルカムボードだけにとどまらず、「赤松×ウッドレジン×和モダン」をテーマにした新たな製品開発にも取り組んでいく計画です。松本市の豊かな木材資源を生かしたブランドイメージ創出へ向け、さらなる協力を進めていくでしょう。
スーパーホテルは、このプロジェクトを通じて日本の魅力を発信するとともに、松本市の木材の特性を最大限に活用し、地域発のユニークな製品を世界に広めることに尽力します。私たちが大切にする地域資源を見つめ、次世代に引き継ぐための活動を展開していくことが今後の展望です。
会社情報
株式会社スーパーホテルは177店舗の国内ホテルを運営し、環境大臣から「エコ・ファースト制度」に認定された唯一のホテル業界企業です。日本の環境保護、地域活性化の先進的な取り組みを続けています。公式サイトやSDGsに関する詳細は、ぜひご確認ください。