アクリートがフォーグローブの51%株式を取得
株式会社アクリートは、コミュニケーションプラットフォームの提供を手がける企業として知られていますが、この度、フォーグローブ株式会社の株式51%を取得し、フォーグローブを同社の連結子会社としました。これにより、両社はさらなるビジネスの多様化を目指すこととなります。
フォーグローブの強み
フォーグローブは、クリエイティブとテクノロジーを活用したビジネス課題の解決に取り組んでいます。設立以来、約20年にわたり「クリエイティビティを活かせる人を増やすこと」を理念に掲げ、デジタルマーケティングやシステム開発、Eコマースなど多岐にわたる領域で活躍してきました。特に、近年はLINEを活用した開発に力を入れ、過去にはLINE Technology Partnerとしてミニアプリ開発、自社でのSMSサービスを用いたコミュニケーション手法を確立してきました。
アクリートの成長戦略
一方、アクリートは2025年までの中期経営計画に基づき、コミュニケーションプラットフォーム企業として成長するための戦略を掲げています。この株式取得はその一環であり、アクリートはSMS事業から「コミュニケーション事業」「ソリューション事業」「投資・インキュベーション事業」へと事業領域を拡大し、企業アライアンスの強化や収益性の向上を図っています。
新たなサービスの開発
2025年には、新たなメッセージ配信プラットフォームのサービスを開発することが計画されています。アクリート社とフォーグローブは、LINEとSMSを活用したサービスを進めることで、より豊かなコミュニケーション体験を提供する意向を示しています。フルエクスパンダの経営体制は従来通り維持され、従前のブランドや事業方針はそのまま継続されるため、顧客の信頼を保ちつつ新サービスを展開することが期待されます。
フォーグローブの基本情報
- - 会社名: フォーグローブ株式会社
- - 代表取締役: 畑野 裕亮
- - 所在地: 東京都品川区上大崎2-14-5 クリスタルタワー7階
- - 設立: 2006年10月2日
- - 資本金: 6,338万円
- - 事業内容: 先端システム開発、クリエイティブUX/UI、デジタルプロモーション・マーケティング
- - URL: フォーグローブ公式サイト
まとめ
アクリートとフォーグローブの提携は、2社にとってのビジネス基盤を強化し、持続的な成長を遂げるための重要なステップと言えます。今後、多様なサービスを通じて、ユーザーにとって価値のある体験が提供されることが期待されています。両社の新たな取り組みについては、引き続き注目が必要です。