国産2次元CAD「MICRO CADAM」40周年を祝うイベントを東京・大阪で開催

日本のものづくりを支える「MICRO CADAM」が40周年

国産の2次元CADソフトウェア「MICRO CADAM」は、2026年に販売開始から40周年を迎えます。この記念すべき節目に、日頃から利用しているユーザーへの感謝の気持ちを込めて、東京と大阪で「CAD SOLUTIONS FORUM 2026」を開催します。このイベントは、ユーザー同士が集い、これまでの道のりを祝いながら、未来の展望を議論する機会を提供します。

MICRO CADAMの歴史と特徴

「MICRO CADAM」は1985年に初めて登場し、それ以来、設計者のニーズに応じて進化してきました。設計環境や技術の進化に合わせて、多くの現場で使用され続けているのがこのCADの魅力です。このソフトウェアは、過去のユーザーが蓄積してきたデータを最大限に活かすことができ、他のCADソリューションに比べて互換性が高いという特長があります。

操作性の面でも、直感的なインターフェースを持ち、設計者が自分の思考を活かせるようになっています。そうした背景から、多くの設計者に評価されています。

CAD SOLUTIONS FORUM 2026の概要

「CAD SOLUTIONS FORUM」は、これまでのMICRO CADAMの歩みを振り返り、今後の展開を論じる場としての役割を果たします。具体的には、以下のような内容が展開される予定です。

- 基調講演: THK株式会社の代表取締役社長である寺町崇史氏による「お客様と歩むTHKのこれからのものづくり」をテーマにした講演が行われます。ここでは、製造業が直面しているDXやAIの課題について語られる予定です。
- 事例講演: THK株式会社による、自社の製造現場改善と設計DXについての講演が行われ、MICRO CADAMを用いたパラメトリック自動作図の具体例が紹介されます。
- 個別相談コーナー: 専門スタッフが運営する個別相談の場も設けられ、参加者が日ごろ抱える悩み事について直に相談可能です。
- ユーザー交流会: 法律しながら軽食も提供され、様々なユーザーとの情報交換やネットワーキングが期待されます。