新会社Chapter-I設立
2025-08-19 10:49:03

博報堂とCJ ENMが新たな音楽IPを創出する合弁会社を設立

音楽業界の新たなスタートを切るChapter-Iが誕生



株式会社博報堂と韓国のエンターテインメント企業CJ ENMが新しい合弁会社『Chapter-I(チャプターアイ)』を設立しました。この新会社は、グローバル音楽市場において革新を進めることを目指しています。彼らの最初のプロジェクトは、日韓合作のサバイバルオーディション番組『UNPRETTY RAPSTAR : HIP POP Princess』です。この番組は2025年10月に放送予定で、新世代アーティストの発掘を目的としています。

グローバル音楽市場の変革



近年、K-POPを中心に、音楽業界は単なる音楽消費の枠を超えて、ファンとの深いエンゲージメントが求められる時代を迎えました。Chapter-Iは、博報堂の独自の生活者発想とCJ ENMの豊富なエンターテインメント経験を融合させ、こうしたニーズに応える新たな音楽IPの創造を目指します。

この合弁会社は、『私(I)の夢が始まる最初の『章(Chapter)』』を象徴的に表現しており、音楽を通じて人々の心に深く響くコンテンツを提供することに注力します。

音楽IPの創出に向けた確かな一歩



具体的には、コンテンツの企画開発に始まり、ファンとの体験を豊かにするデジタルマーケティング施策、アーティストの育成、楽曲制作など多岐にわたる取り組みを展開します。また、Chapter-Iはライブイベントやマーチャンダイジングといったエンターテインメント体験全般にも力を入れ、消費者に多様な楽しみを提供します。

初プロジェクト『HIP POP Princess』の魅力



初めてのプロジェクトとなる『HIP POP Princess』は、韓国で社会的な話題を呼んだ『UNPRETTY RAPSTAR』や『STREET WOMAN FIGHTER』の制作陣が携わります。この番組では、ラップやダンス、プロデュース能力を持つ新世代アーティストを見出すため、視聴者が共感できるストーリーを描いたオーディション体験を提供します。視聴者が心から応援したくなるようなストーリーを展開し、密なファンとの絆を育むことを目指します。

Chapter-Iのビジョン



Chapter-Iは、グローバル音楽IPビジネスにおいて持続可能な成長機会を追求し、生活者に新しいエンターテインメント体験を提供することが使命です。これを実現するためには、両社が持ち寄る知識と経験が不可欠であり、それが新たなビジネスモデルの創造へとつながります。

企業情報と今後の展開



新会社の設立は2025年8月で、代表取締役には高瑞賢(コ・ソヒョン)が任命されました。Chapter-Iは、生活者データに基づくグローバルエンターテインメントIPの企画と事業展開を行います。CJ ENMは、音楽、映画、舞台芸術など多岐にわたるエンターテインメントコンテンツを手がける企業であり、これからの展開に期待が寄せられています。

まとめ



博報堂とCJ ENMが手を組むことで、音楽業界に新たな風を吹き込むChapter-Iは、今後の音楽IPビジネスにおいて中心的な役割を果たすことでしょう。その動向に注目が集まります。


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