高校生の進路選択をサポートする新しい試み
大阪市に拠点を構える株式会社ジンジブは、高校生の進路選択やキャリアパスの多様性を支援するため、みのり高等学校と提携しました。2025年4月に新たに開校される大阪都島学習センターでは、早期からキャリア教育の実施が確定されています。この取り組みは、高校生が様々な職業や企業を知ることで、より主体的に進路を選択できるようにすることを目的としています。
支援が必要な環境に対応
みのり高等学校は、2024年に設立された通信制高校であり、社会経済の急激な変化により子供たちの状況が多様化する中で、新たな学びの場を提供したいとしています。今日の子どもたちは、いじめや不登校、ひきこもりなど多様な問題に直面しており、こうした背景を踏まえた学校運営が求められています。少人数制の授業を基礎に生徒一人一人のニーズに寄り添い、進路選択の不安を解消するための支援を行っています。
ジンジブのキャリア教育プログラム「ジョブドラフトCareer」
ジンジブの提供する「ジョブドラフトCareer」は、高校生が自らの進路を主体的に考える機会を創出する体験型キャリア教育プログラムです。このプログラムでは、学校を訪問し授業を行うことで、進路選択に悩む生徒に具体的な職業理解を促します。また、定期的に「おしごとフェア」を開催し、多くの企業から直接話を聞く機会や、実際に職業経験を積む場を提供しています。これにより生徒は、卒業後の進路決定に役立つ情報や経験を得ることができます。
各種イベントを通しての職業理解
提携の一環として、大阪都島学習センターでは、キャリア教育プログラムを通じて以下のようなイベントを実施します:
- - やりたいことの見つけ方(4月中旬)
- - おしごと体験会「おしごとフェア」(5月8日)
- - 高卒と大卒の就職事情について(6月中旬)
- - 高校生の合同企業説明会「ジョブドラフトFes」(7月17日)
これらの活動を通じて、生徒は自分の興味や適性を見つけながら、進路を選択できるような環境が整えられています。
進路決定のサポートと心のケア
さらに、就職を考える生徒には、通年を通して就活サポートも行われます。障害者雇用を推進する企業との連携により、多様な選択肢を生徒に示すことができる点も特徴です。
みのり高等学校では、学習アドバイザーやキャリアアドバイザーが生徒一人ひとりに寄り添い、進路の選択をサポートする体制を整えています。生徒が「自分らしく」進路を選べることが、よりよい未来に繋がると考えています。
本校のビジョン
「学校へ行くのがつらかった」と感じる生徒もいる中で、みのり高等学校は「とまり木」のような存在を目指します。この場所で立ち止まり、自分が本当にやりたいことや向いていることを見つけていく。そのための支援をしたいと願うスタッフが揃っています。ジンジブとの連携を活かし、高校生が未来へ向けた第一歩を踏み出せるよう、全力でサポートしていきます。
新しい時代に求められるのは、生徒が自分の夢を抱き、能動的に取り組む姿勢です。ジンジブとみのり高等学校の連携により、大阪エリアの高校生にもその必要な支援を届けていくことでしょう。