自治体業務効率化を実現!AI搭載システム『自治体AI zevo』が無償化
2025年度4月より、シフトプラス株式会社が提供する自治体向け生成AIシステム『自治体AI zevo』の独自AI機能(RAG)が基本プランに内包されることとなりました。この変更により、自治体はこれまでの有償オプションを利用することなく、より簡便にAIを活用した業務効率化を実現できるようになります。
RAG機能の概要と利用目的
独自AI(RAG:Retrieval-Augmented Generation)機能では、自治体が保有する様々な資料やドキュメントをアップロードし、それに基づいた情報の回答を生成することが可能です。これにより、自治体職員は手間を省きつつ、必要な情報を迅速に取得できるようになります。
2024年度にはオプションとして提供されていましたが、今後は基本機能として無料で利用可能となるため、自治体の業務におけるAIの導入が加速することが期待されています。
独自AI機能の特長
独自AIは、多様なファイル形式に対応しており、事前にアップロードしたドキュメントから情報を引き出し、高度な回答を生成します。これにより、自治体の独自ルールや過去の事例に基づく正確な情報提供が可能となり、職員は生成された情報のファクトチェックも容易に行えます。
様々な活用シーン
主な活用シーンとしては、以下のような例があります:
- - 職員専用ナレッジAI:職員向けのルールや手順を学習させたAI。
- - 例規集検索AI:例規集を基に情報を検索するAI。
- - 過去事業集約AI:過去の事業データを学習させたAI。
- - 問い合わせ対応AI:庁内のFAQをもとに回答を提供するAI。
これらを通じて、職員の情報検索時間が短縮され、組織内の知識共有が促進されることが期待されます。
今回の改定背景と今後の展望
シフトプラスは、この機能を基本プランに組み入れることで、より多くの自治体が独自情報を活用できるようになると考えています。これにより、自治体業務の効率化が一段と進むことが見込まれます。
また、自治体AI zevoの契約を行った場合、職員数分のアカウントが提供されるほか、音声認識AI文字起こしツール「eRex」との連携も可能です。"eRex"は1ヶ月の無償トライアルを実施中で、お手軽にAI活用を始めることができます。
シフトプラスは、引き続き自治体の業務効率化を支援してまいります。これからの『自治体AI zevo』にぜひご期待ください。
シフトプラス株式会社は、2006年に設立され、自治体向けシステム開発コンサルティングを行っています。国内23カ所に営業所を持ち、各自治体のニーズに沿ったサービスを提供しています。