インフルエンサーの発信が購買行動に与える影響を調査した結果
インフルエンサーや芸能人の発信が実際の消費行動にどのように影響しているのか、株式会社LeveL.Lが945人を対象に実施した調査から明らかになりました。今回の調査において、約46.7%の回答者がインフルエンサーの発信をきっかけに商品やサービスを購入した経験があると回答しました。
調査の目的と背景
「インフルエンサーに頼んでも売れない」といった声が広がる中、果たしてその実態はどうなのか、消費者のリアルな声を収集することを目的として実施しました。これにより、インフルエンサーによる発信がもたらす影響を詳細に分析することができました。
購入の実態
調査結果を見ると、インフルエンサーの発信からの購入経験者は441人、全体の46.7%にのぼります。「いいえ」が53.3%となっていますが、これにはインフルエンサーを見ても買わない層の意見が含まれています。調査対象には幅広い年代が参加しており、特定の年齢層に偏っていない点が注目されます。
購入商品ジャンル
購入経験者441人が購入した商品は、美容・食品・旅行など多岐にわたります。特に、美容・スキンケアは最も多く、インフルエンサーからの具体的な商品説明や実演が購買行動を刺激している様子が見受けられました。例えば、小田切ヒロさんの動画を通じて購入されたリップライナーやフェイスパウダーなどが挙げられます。
食品やグルメも人気で、ヒカキンさんのプロデュースした商品は多くの支持を集めています。また、旅行系ではSnow Manの岩本照さんの紹介による体験が話題になりました。
購入前の情報収集
興味深いことに、購入経験者の77.6%が商品購入前に他のレビューや情報を確認していることが分かりました。このことから、インフルエンサーの発信は購買判断に影響を与えるきっかけとなるものの、最終的な判断は自身の情報収集に基づいて行われていることが明らかです。
購入後の満足度
インフルエンサーからオススメされた商品への満足度についても調査しました。なんと91.8%が満足していると回答し、特に「発信通りの効果を感じられた」という報告が多く寄せられました。これは、透明性のあるレビューが購買後の顧客満足度を高めていることを示しています。
PR表記と消費者の反応
さらに、PR(案件)表記があっても、63%が「内容次第で購入する」と回答しており、PR表記が購買の障壁にならないことがうかがえます。この結果は、消費者がコンテンツの質を重視していることを示しています。
結論
今回の調査を通して、インフルエンサーによるマーケティングの効果は単なる噂や偏見とは異なり、実際には多くの消費者に響いていることが判明しました。243人の多くが事前に情報収集を行い、81%が満足していると回答しています。これは、インフルエンサーの影響力と賢い消費者の存在を示し、今後のマーケティング戦略に新たな方向性を与えるものとなるでしょう。