巨匠・汐澤安彦の遺志を継ぐ音楽
日本の音楽界で多くの人々に愛されてきた指揮者、汐澤安彦氏の最後の作品がCDとして発売されます。その名も『だったん人の踊り』。このCDは、大阪市音楽団が汐澤氏の指揮の下、2022年に行われた第140回定期演奏会のライブ収録をもとにしています。汐澤氏は2025年に86歳で逝去されるまで、音楽界に多大な影響を与えてきました。このCDは、彼の音楽的遺産を感じることができる貴重な一枚です。
大阪市音楽団とは
大阪市音楽団は、1923年に設立された日本で最も長い歴史を誇る交響吹奏楽団です。その愛称は『Shion(しおん)』で、クラシックからポピュラー音楽まで幅広い音楽を提供しています。近年では、大阪・関西万博のPRサプライヤーとしても活動しており、その圧倒的なパフォーマンスは、多くのファンに支持されています。現在、音楽監督に宮川彬良氏が就任し、さらなる音楽文化の発展を目指しています。
CDの内容と特典
『だったん人の踊り』には、次のような多彩な楽曲が収録されています:
- - キャンディード序曲(L.バーンスタイン/編曲:C.グランドマン)
- - ハンガリー狂詩曲第2番(F.リスト/編曲:C.マカリスター)
- - 歌劇「ローエングリン」より エルザの大聖堂への行列(R.ワーグナー/編曲:L.カイエ)
- - 歌劇「イーゴリ公」より だったん人の娘の踊り(A.ボロディン/編曲:汐澤安彦)
- - 祝典序曲 作品96(D.ショスタコーヴィチ/編曲:D.ハンスバーガー)
- - 狂詩曲「スペイン」(E.シャブリエ/編曲:M.H.ハインズリー)
- - 序曲「1812年」作品49(P.I.チャイコフスキー/編曲:M.L.レイク)
- - 主よ、人の望みの喜びよ(J.S.バッハ/編曲:A.リード)
- - ティコティコ(Z.アブレウ/編曲:岩井直溥)
これらの名演によって織りなされる音楽の数々は、ファンにとっても必携の品となるでしょう。
リリース情報
このCD『だったん人の踊り』の発売は、2025年6月26日(木)12:00からスタートします。一般販売価格は3,300円(税込)で、プレミアム応援団のメンバーには3,000円(税込)で購入できる特典もあります。また、今週末には「第161回定期演奏会」が開催され、その物販ブースでも販売される予定です。ぜひ、お楽しみに!
お問い合わせ
CDに関する問い合わせや購入方法は、Osaka Shion Wind Orchestraの公式ウェブサイトを訪れるか、事務局に直接連絡を取ることでご確認できます。音楽の力を感じることができる最高の一枚を、ぜひ手に入れてみてください。
- - 公式ウェブサイト: Osaka Shion
- - お問い合わせ: 大阪市音楽団事務局 0800-919-5508(土日祝を除く10時~17時)
汐澤安彦氏の音楽的な遺産と、その指揮したOsaka Shion Wind Orchestraの素晴らしさを、このCDを通じて是非体験してみてください。