『FUTURE EAT JOURNEY』~食の冒険、命の設計~
2025年10月、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで、ユニークな体験型イベント『FUTURE EAT JOURNEY』が開催されます。このイベントは、株式会社三嶋フーズと一般社団法人mogmog engine、竹あかり演出家の池田 親生氏が共同で企画したもので、食の未来を探求する場となります。
開発の背景
現在、嚥下が難しい方々(高齢者や障がい者など)が、食べたいと思ってもそれを楽しめない場面が多く見られます。医療や福祉の観点からは、嚥下調整食が進化しているものの、「特別な食事」とのイメージが強いため、一般的な食事との距離を感じさせてしまいます。このイベントでは、「みらい食」という概念を提案し、人生のさまざまな段階で寄り添う食のあり方を考えます。
みらい食とは?
「みらい食」とは、優しさを設計した食事のことです。たとえば、食べる力が弱まった方や成長過程にある子どもたち、そして回復を目指す人々にとって、必要な食がすぐ手に入るようにするための取り組みです。このような新しい食文化の創造をご紹介します。
イベントの詳細
開催概要
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日時:2025年10月4日(土)13:00〜20:00、10月5日(日)11:00〜16:00
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場所:アドベンチャーワールド内パンダバンブーアート周辺
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主催:株式会社三嶋フーズ、共催:一般社団法人mogmog engine、池田 親生(CHIKAKEN)、協力団体など
このイベントでは、トークセッションやワークショップ、試食会が実施され、パークの営業時間終了後には竹あかりの幻想的な空間でのプレミアム・アウトダイニングが体験できます。参加者は食を通じて、これからの社会における命やつながりを見つめ直す貴重な機会になることでしょう。
主要なプログラム
日時:10月4日(土)・5日(日)両日とも13:00〜14:00
テーマは「未来の食を語る」で、介護食や離乳食、嚥下食についての多様な視点のクロストークが行われます。
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竹あかりワークショップ(10月4日)
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未来食スムージーワークショップ(10月5日)
事前予約制で、食とアートを融合させた体験です。
日程:10月4日14:30〜15:30、5日11:00〜12:00、14:30〜15:30
介護食や離乳食など、様々な「みらい食」を実際に試食できます。
限定20名で特別な料理や、開発の背景を学びながら食を愉しめる機会も設けられます。
イベントに参加するには
イベントの参加は無料ですが、ワークショップのいくつかは事前予約が必要です。予約フォームは公式サイトからアクセス可能で、予約締切は2025年10月2日までとなっています。
『FUTURE EAT JOURNEY』は、食の未来に思いを馳せるとともに、参加者同士のつながりを深める素晴らしい機会です。このイベントをきっかけに、より多くの人が食に対する理解を深め、安心で豊かな食文化の確立に向けて一緒に考えていければと思っています。ぜひ、皆さんのご参加をお待ちしております!