フクロウの自然繁殖成功！竹祭りで森づくりを体験しよう

大自然の宝、フクロウが巣立ち！

和歌山県白浜町にあるアドベンチャーワールドは、生物多様性の重要性を認識し、積極的な環境保護活動に取り組んでいます。その一環として、「アドプトフォレスト活動」が進められており、最近では準絶滅危惧種に指定されているフクロウが自然下で巣立ったことが確認されました。これは、同活動の成果として多くの人々に感動を与えています。

フクロウの巣立ちの背景

ここ数年、アドベンチャーワールドでは放置されていた竹林の整備を行い、フクロウが生息できる環境を整えてきました。この活動の結果、2025年6月には2羽のフクロウが晴れて巣立つことができたのです。この成功は、放置竹林の伐採や落葉樹林への移行が生物多様性の向上に寄与している証です。成長するフクロウの姿は、地域に生きる生物たちの未来の希望を示しています。

「第4回竹まつり」の開催

このフクロウの成功をさらに広めるため、アドベンチャーワールドでは地域との連携を深め、2025年12月6日（土）に「第4回竹まつり」を開催します。このイベントでは、フクロウの巣箱づくりワークショップやアドプトフォレスト活動の紹介を行い、参加者が積極的に森づくりに参加できる機会を提供します。

竹まつりの詳細

- 日時: 2025年12月6日（土）
- 時間: 10:00～15:00（雨天決行）
- 場所: ゆめみの森N（ゆめみヶ丘事務所裏山）
- 参加費: 無料

この竹まつりでは、ワークショップの中でフクロウの巣箱を実際に作ることができます。制作した巣箱は、後日アドプトフォレスト活動地に設置され、地域のフクロウたちの新たな家となります。

フクロウと共に生きる森を育む

アドプトフォレスト活動は、地元の森林整備を通じて多様な生物と共存するための努力です。この活動の根幹には、フクロウの自然繁殖環境が整ったことからもわかるように、放置竹林の整備が不可欠です。具体的には、放置された竹林を伐採し、健康的な落葉樹林へと変え、多くの動植物が安心して暮らせる場所を提供しています。

この活動の取り組みは2018年からスタートし、今年の春には、巣箱Aにフクロウが出入りする様子が確認され、ヒナが誕生しました。これまでの経緯を振り返ると、竹林整備からさまざまな挑戦の中での成果を感じ取ることができます。