中古オフィス家具市場の現状
株式会社オフィスバスターズが発表した2026年2月度の「中古オフィス家具指数」によると、この月は都心の主要5区における空室率が若干上昇し(2.20%)、賃料も上がり続けました(321円増加)。また、有効求人倍率は1.18倍に低下し、失業率が2.7%に上昇するなど、オフィス市場の動向は二つの相反する要素—“逼迫感”と“様子見”—が同時に存在する状況です。
一方、こうした厳しい環境の中で中古オフィス家具の市場は活発化しています。特に、新たな大型移転よりも、既存のオフィス環境の見直しやレイアウト変更、さらには増員への対応が求められる中で、中古家具が選好されているという調査結果が出ています。
2026年2月の需給状況
2月はオフィス市況がタイトである一方、企業の雇用指標が弱含みとなり、慎重な投資判断が求められるようです。移転に対しても、即座の行動よりも、現在の拠点を維持しつつ座席や配置を見直す傾向が強まりました。具体的には、
1. 現拠点の席数や配置の再検討
2. 新年度に向けての必要な什器の短期での追加購入
3. 新品の購入だけでなく、コストパフォーマンスが良い中古オフィス家具を活用
このように、オフィス戦略としての視点から、運用最適化型の投資が進んでいます。
商品カテゴリ別の動向
オフィス家具の中でも特に注目すべきは、以下の各カテゴリの動向です:
- - チェア: 相変わらず販売数は高水準を維持。特に、暖色系のチェアが多く出回り、年度末を前に執務席の入替や増席ニーズが増加しています。
- - デスク: 移転による需要よりも、既存拠点でのレイアウト変更に合わせた需要がメインとなっており、相変わらず堅調です。
- - 書庫: 安定した需要が続き、特にロッカーとオープンシェルフの需要も高まっています。
- - ロッカー: 売れ行きは好調ですが、更衣用ロッカーの在庫が減ってきているため注意が必要です。
- - テーブル: 3月以降も高い需要が期待されるが、供給が不足していることが懸念されています。
中古オフィス家具市場の総括
2月の市場総括としては、主要5区において空室率が上昇したものの、中古オフィス家具の需要は引き続き高まっていることが挙げられます。特に、移転を伴わない既存オフィス内でのレイアウト変更や席数調整、会議室などの再整備といったニーズが目立っています。企業の方からは「移転を見送るが、現在のオフィス環境を整えたい」「増員に伴う什器を早急に整えたい」という問い合わせが増えており、中古オフィス家具の需要が年末の実務に強く影響していることがうかがえます。
さらに、業界全体としては中古品の在庫確保が困難になりつつあり、特にチェアやサイドスタックテーブルといった動きが早い商品の確保が鍵を握るでしょう。今後も中古オフィス家具市場は、企業の投資姿勢やオフィス戦略を反映する重要な市場と考えられます。
今後の見通し
3月は決算月にあたり、什器の需要がさらに増加する見込みです。移転案件が急増することは予測しづらいですが、増員や会議室の再整備などに伴う短期間の調達ニーズが引き続き高くなるでしょう。特に、チェアやテーブルなどは在庫が不足する可能性があるため、企業の担当者には早めの選定や確保が求められる局面になるでしょう。
お問い合わせ
もし、中古オフィス家具に興味のある方や、具体的なニーズがある方はぜひ、オフィスバスターズまでご連絡ください。
電話:03-6262-3155(平日9:00〜18:00)
大阪支社:06-6258-0231