ワオ高校とNIJINが連携、新たな学びの形を提供するNIJIN高等学院が開校

大学進学への新しい道を示す、NIJIN高等学院

岡山県に本校を置く学校法人ワオ未来学園のワオ高等学校と、東京都の株式会社NIJINが連携し、2050年に新しい通信制サポート校「NIJIN高等学院」を開校します。この連携は、教育の枠を超えた新たな学びの形を提案するものであり、ワオ高校の理念を基にした多様な学びを提供します。

連携の背景

ワオ高校は、多様な個性を持つ生徒たちが社会で生かす力を育むことを目指しています。一方、NIJINは不登校の生徒たちが持つ潜在的な才能を引き出し、質の高い教育を提供することを追求している学校です。両校は従来の教育モデルを見直し、固定概念にとらわれない教育を行うことに強く共鳴しました。これにより、単なる知識の詰め込みではなく、実社会で役立つ「好き」と「学び」のカリキュラムを通じて、教養を身につけた人材を育成することを目指しています。

NIJIN高等学院の特徴

NIJIN高等学院のコンセプトは「日本一、あなたらしくカスタマイズできるサポート校」です。生徒は自分の関心に従って学びをデザインし、外部社会の企業や団体と積極的に連携したプロジェクト型学習を行います。このアプローチにより、専門的かつ独自性のある学びを得ることが可能です。また、ワオ高校の地元教養探究の必修科目を通じて、多面的な視点を身につけることができるのも大きなメリットです。

カリキュラムの内容

ワオ高校に在籍しつつNIJIN高等学院のカリキュラムにも所属するWスクールコース「地域・企業探究コース」では、地域探究活動や企業でのインターンシップといった実践的な学びを提供します。この活動を通じて、全国各地でのリアルな経験を重ね、学びの成果を大学の入試などにも活用できます。

教育の新しい形

本校舎はオンライン空間に設置され、ワオ高校のバーチャルキャンパスと同じプラットフォーム「ovice」を使用します。これにより、NIJIN高等学院の生徒は、全国どこからでもアクセス可能な環境で、他の生徒と共同でプロジェクトを進めることができます。さらに、中学生との交流や異年齢の生徒との学び合いを通じた成長も期待されています。

未来へのコミットメント

ワオ高校は、未来への鍵として、教養を重んじる学びの重要性を訴えています。特に哲学的なアプローチを取り入れ、自らの考えを深める力を養うことに力を入れています。生徒たちは、社会問題や生活の中のさまざまな事柄を新たな視点で見つめ直すことができ、今後の社会で強く生き抜く力を培います。

この新しい学びの形は、岡山・東京・大阪のキャンパスに通う生徒だけでなく、全国の生徒がオンラインを通じてアクセスできる教育機会を提供します。これからの日本の教育現場に新たな革命をもたらすNIJIN高等学院にぜひご注目ください。