秦野聖ルカ教会で楽しむバロック音楽のひととき

神奈川県内で行われるオルガン巡りの旅が特別な形で幕を開けます。2025年、秦野聖ルカ教会でイタリア製のゼーニ社製オルガンの音色を基にしたバロック音楽のコンサートが開催予定です。特に、聖ルカ教会は1896年から信仰の拠点として親しまれており、その美しい環境が今も多くの人々を魅了しています。

オルガンの魅力

聖ルカ教会に設置されているオルガンは、イタリア音楽の魅力を存分に引き出すためのデザインがなされており、その音色は明るく、地域住民たちに愛され続けてきました。この教会では、毎日の礼拝も行われており、音楽は信仰の一部として人々の生活を彩っています。特に、オルガン演奏は教会の活動において欠かせない要素となっており、イタリア音楽に触れる良い機会です。

コンサートの詳細

2026年2月7日（土）には、「神奈川県民ホール presents C x Organ シー・バイ・オルガン」として、特別な時間が用意されています。

- 公演名: パイプオルガンを訪ねる旅 in 秦野～イタリアからの音便り～
- 日時: 2026年2月7日（土）12:00開演（11:30開場）
- 会場: 秦野聖ルカ教会
- 出演者: 中田恵子（オルガン演奏・お話）
- 料金: 入場無料（要事前予約）

演奏される曲目

コンサートでは、フレスコバルディやJ.S.バッハの名曲が演奏される予定です。特に、フレスコバルディの『トッカータ第1番』は、彼の即興的なスタイルと対位法を巧みに融合した華麗な作品であり、また、J.S.バッハの『オルガン協奏曲イ短調 BWV593』は、彼がヴィヴァルディの作品をオルガン用に編曲したもので、イタリア音楽に対する彼の深い愛情が伝わってきます。さらに、バッハの『トッカータ、アダージョとフーガハ長調 BWV564』でも、ヴィヴァルディの影響を色濃く感じることができるでしょう。

趣深い地域と共に

温暖で自然豊かな秦野にて、オルガンの音色に包まれながら過ごすひとときは格別です。この機会に、美しい音楽を体験し、地域に根ざした文化と伝統を再発見してみませんか？

参加方法

事前の予約が必要で、全席自由です。また、コンサートの前には、会場に関する情報が提供されるため、あらゆる方が楽しめる配慮もなされています。詳細については、神奈川県民ホールの公式ウェブサイトをご確認ください。
特別な一日を秦野でお過ごしください。

【主催】神奈川県民ホール
【後援】秦野市
【助成】文化庁文化芸術振興費補助金
【お問合せ】神奈川県民ホール事業課（045-662-5901）