岡山大学が国連大学グローバル会議に参加、ESD教育の未来を築く

岡山大学が国連大学グローバル会議に参加

国立大学法人岡山大学が、2025年10月21日から23日まで岡山市で開催される第14回グローバルRCE会議に協力機関として参画することが発表されました。この重要なイベントは、持続可能な開発のための教育（ESD）を推進する国際的な集まりで、世界中からRCE（地域の持続可能な開発のための教育）メンバーや関係者が一堂に会します。

この会議では、RCEネットワークの設立20周年を祝うとともに、新たなアジェンダ「RCE岡山宣言2025」を策定します。この宣言は、国際的なESDの枠組みを反映した、強固で包括的、かつ先見的な内容を目指しています。

限られた選考の中での日本からの選定

岡山大学のユネスコチェアホルダーである横井篤文副学長と、同じく副チェアの藤井浩樹教授が、日本から唯一の委員として「RCE岡山宣言2025」の執筆委員に選ばれました。彼らは、国際的な議論に貢献しながら、SDGs達成に向けた教育の基盤を築いていくことになります。これに先立って、5月15日には国連大学主催のキックオフ会議も行われ、岡山大学はその場でも積極的な発言を行い、国際的な議論の形成に寄与しました。

パートナーシップの強化

岡山大学は、持続可能な社会の実現に寄与するESD教育を大学の特徴と位置づけており、地域や国際社会と一体的な関係を築く努力を続けています。教育的な取り組みによって、地域中核の研究大学としてより良い未来を目指しています。今後の岡山大学の活動にぜひご期待ください。

学生たちへの影響

参加する学生たちにも、こうした国際会議での経験は大きな影響を与えるでしょう。岡山大学が持つ特色ある教育と研究の環境は、学生たちにグローバルな視点を育む貴重な機会を提供します。今後も岡山大学は、地域に根ざした教育を推進しながら、世界に通じる人材の育成に注力していく所存です。

岡山大学の取り組みとその意義は、地域社会の持続可能性を考え、未来のリーダーを育むことにつながります。ESD教育の重要性がますます高まる中、岡山大学が示すモデルは、国内外で注目を集めることでしょう。