八尾市立歴史民俗資料館での特別展
八尾市立歴史民俗資料館で、特別展「すこしむかしの菓子屋のはなし」が開催されます。この展覧会は、令和8年10月3日(土)から12月14日(月)までの期間、毎週火曜日を休館日として、9時から17時まで開かれています(最終入館受付は16時30分まで)。
菓子の魅力を探る展示内容
この特別展では、かつて八尾で砂糖・菓子商を営んでいた「小西信春堂」に関する貴重な資料を中心に、昭和初期の菓子文化を紹介します。展示されるアイテムには、菓子作りのための道具や菓子木型、さらにはかつての製造機器など約90点が含まれており、当館では初めての菓子木型の展示となります。特に、明治時代に活躍した木製のアイスクリーム製造機やかき氷器は、来場者の目を引くことでしょう。
八尾の菓子文化は、昔ながらの生菓子や干菓子に深く根ざしています。生菓子は水分が多く日持ちしない饅頭や羊羹、干菓子は保存がきく落雁や焼き菓子などがあり、それぞれに愛着があります。本展では、それらの美しいデザインや味わいを実際に目にすることができます。
特別展記念講演
また、特別展に合わせて記念講演も行われます。講演は2回に分かれており、いずれも高安コミュニティセンターで開催されます。
- 講師:山口祥二氏(京菓子司 末富店主)
- 講師:北上真生氏(大阪歴史博物館の学芸員)
各講演は13:30から始まり、資料代は200円、参加者は当日先着60名です。これを機に、京菓子や大阪の和菓子文化に関する理解を一層深めてみてはいかがでしょうか。
同時開催イベント
同時に「八尾の戦国ひとコマ」という収蔵品展も開催中です。このコーナーでは、細川氏綱の書状などが展示され、戦国時代の政治情勢についても知識を深めることができます。
ミュージアムトーク
さらに、特別展や収蔵品展に関するミュージアムトークも実施予定です。各展示について担当学芸員が詳しく解説してくれる貴重な機会です。この解説は、特別展「すこしむかしの菓子屋のはなし」で10月10日(土)と11月7日(土)に、また「八尾の戦国ひとコマ」で10月17日(土)と11月21日(土)に行われます。
入館料について
観覧料は大人220円、高校・大学生110円ですが、中学生以下や各種手帳をお持ちの方、団体20名以上の方には割引があります。この機会にぜひ、八尾市立歴史民俗資料館を訪れ、懐かしい菓子の世界に触れてみてください。
八尾の菓子屋の歴史を知り、今も昔も愛され続ける菓子の魅力を感じる素晴らしい体験ができる特別展です。