積水ホームテクノが新たなBIMデータサービスを提供
積水化学工業の子会社である積水ホームテクノ株式会社が、2026年2月25日より介護・自立支援設備「wells」浴室のBIMデータ提供サービスを開始しました。この取り組みは、少子高齢化による労働力不足に直面する中、建築・建設業界における生産性向上を目的としています。
BIM(Building Information Modeling)とは?
BIMとは、建物の設計から施工、維持管理までを一元管理できるシステムを指します。国土交通省は、設計や審査、施工、保守といった各工程でのBIMデータ活用の重要性を認識し、2029年春からのBIMデータ審査開始を目指しています。この流れに乗り、積水ホームテクノも介護・自立支援分野でのBIM導入を進めています。
新しいBIMデータ提供サービス
これまで、積水ホームテクノは設計士向けの「wells Architect CLUB」にて、機械浴槽タイプKGS-FシリーズのBIMデータを提供してきましたが、今回新たに個浴室KGSシリーズのデータを整備しました。あらかじめ用意された4サイズの個浴室(1620、1625、2020、2025)と、連結浴室(2033、2037、2041、2533、2537、2541)のデータが新たに追加され、合計30種類ものデータがダウンロード可能になりました。
利用者に優しい設計
「介護・自立支援設備wells」は、トータルコストメリットが大きいという特徴があります。利用者の身体状況に応じて浴槽を可変できるため、介助者や利用者双方にとって安全で、長期的に使える入浴空間が実現しています。このため、特別養護老人ホームや認知症グループホーム、有料老人ホームなど、様々な施設に導入されており、サービスの質の向上と経営の安定を実現するための強力なツールとなっています。
まとめ
積水ホームテクノの「介護・自立支援設備wells」は、浴室設計に必要なCAD・BIMデータを誰でも利用できるようにし、多くの施設における介護サービスの質を向上させています。新たに提供が開始されたBIMデータは、設計士にとって価値あるリソースとなり、介護業界の生産性向上に大いに貢献します。興味のある方は、ぜひ下記リンクからデータをダウンロードし、ご活用ください。
積水ホームテクノ 介護・自立支援設備wells 設計士向けサイト【wells Architect CLUB】
この新しいサービスにより、今後ますます多くの施設が効率的に幅広い介護を提供できるようになることを期待しています。また、積水ホームテクノが手掛けるユニットバスや医療施設における革新は、日本の介護業界における新たな標準となる可能性を秘めています。