THINGMEDIAが目指すショートドラマ市場の未来
映像制作のスタートアップ、THINGMEDIA(シングメディア)が最新の資金調達ラウンドを成功させました。今回、株式会社MIXIをリード投資家に、株式会社プレイド、Drama Times株式会社(DramaBox)を引受先とする形で、シリーズAラウンドで2億円を調達しました。これにより、同社の累計調達額は3億円に達し、より一層の事業拡大と成長が見込まれます。
ショートドラマ市場の急成長
ショートドラマ市場は、近年急速に拡大しています。海外では数億ダウンロードを記録するアプリが登場するなど、新たなエンターテインメントの一形態として確立されています。THINGMEDIAはこの流れを受け、日本発の高品質なコンテンツを世界に向けて発信することを目指しています。これまでに培った制作ノウハウと映像表現力を駆使し、視聴者の心をつかむ作品を生み出す体制を整えているのです。
資金調達の背景と目的
最近の資金調達は、今後の本格的な事業成長とグローバル展開を見据えた2104年引受先の投資家たちの支援によるものです。具体的には、今回調達した資金は以下の2つの分野に投資される予定です。
1.
制作体制の強化
- 優れたプロデューサーや制作チームの採用を通じて、グローバルヒットを生むための体制を強化します。
2.
自社作品の開発
- 世界市場をターゲットにしたオリジナルIPとショートドラマ作品の制作を進め、その制作費に充てられます。
投資家の期待
投資家たちからは、ショートドラマという新たなエンターテインメントの可能性に期待が寄せられています。
株式会社MIXIの高橋氏は、「THINGMEDIAが持つ高い映像表現力と新しいフォーマットへの挑戦姿勢は、大きな競争優位性になる」とのコメントを寄せています。また、株式会社プレイドの倉橋氏は、THINGMEDIAとの連携を通じてデータ分析とクリエイティブ力を活かした新たな価値を提供できると語っています。さらに、Drama Times株式会社の于氏は、同社が日本の美意識を融合させたショートドラマ制作において大きな可能性を感じています。
THINGMEDIAの展望
代表取締役の田中博之氏は、同社が今後も『質』にこだわり、世界に挑戦する意志を表明しています。「最高のクリエイターが集まるスタジオを作り、世界を熱狂させる作品を生み出していく」との意気込みが伝わってきます。また、取締役の佐藤氏は「THINGMEDIAは映像制作会社に留まらず、偉大な会社になる」と力強く語っています。
これからのTHINGMEDIAの挑戦とその成長に、目が離せません。
会社情報
THINGMEDIAは2018年に設立され、主に企業向け広告やブランデッドムービーの制作を手がけています。映像制作のプロとして、ショートドラマを中心にIP企画や制作、配信までを行うスタジオ業務を展開しています。