音羽屋の襲名記念
2025-04-28 10:54:35

新たな歌舞伎の幕開け!尾上菊五郎と菊之助の襲名を祝う記念本発売

新しい歌舞伎の風を感じる一冊



2025年4月28日、小学館から『音羽屋三代八代目尾上菊五郎六代目尾上菊之助襲名記念』が発売されます。これは、江戸歌舞伎の伝統を受け継ぐ尾上菊五郎と、その息子である六代目尾上菊之助が同時に襲名するという特別な瞬間を祝う記念書籍です。尾上菊五郎は半世紀ぶりに誕生する名跡として、多くの歌舞伎ファンの心を捉えています。

本書は、224ページにわたり、親子二人の歩みを振り返ると同時に、祖父の七代目菊五郎からのメッセージや三代鼎談、さらには懐かしい写真とともに音羽屋の歴史を紐解いていきます。親子での共演や、特に有名な弁天小僧や藤娘など、家族の伝統芸も多く紹介されています。

日本中が注目する襲名



「心は決まった!」という強い意志を持つ菊之助が、江戸歌舞伎の未来を背負って新たな挑戦への決意を表明しています。彼は親から受け継いだものを大切にしつつ、新たな風を吹き込むことを誓います。八代目菊五郎も、「家の芸は自身の誇りであるが、恐れず挑戦していきたい」と語っています。この本は、彼らの葛藤と希望を詰め込んだ永久保存版です。

表紙や巻頭ページは、洋書のようなスタイリッシュなデザインで仕上げられており、歌舞伎ファンだけでなく初めて歌舞伎に触れる人々にもアピールと言えるでしょう。親子二人にとって、歌舞伎界の代表的な演目である『京鹿子娘道成寺』への出演も控えており、さらなる活躍が期待されます。

舞台写真とともに辿る二人の軌跡



本書では豊富な舞台写真が登場し、カラー96ページにわたり新しい二人の成長を視覚的に楽しむことができます。特に、父子の共演シーンは圧倒的なオーラを放ち、ファンにとっては垂涎の内容が詰まっています。家族の思い出や個々の役に対する感情が、インタビューを通じて紐解かれていく様は、読む者を惹きつけます。

新菊五郎が「祖父・梅幸との三代襲名共演」を夢見ていることや、菊之助が「名乗ってからの思い」と向き合っている様子は、襲名が持つ重みと期待感を非常に伝えています。また、祖父が息子に役柄についてアドバイスをする場面も描かれ、彼らの絆の深さも感じられる内容です。

歴史を知ることができる一冊



収録されている懐かしいプライベート写真や、音羽屋の歴史についても詳しく解説されており、読者は音羽屋と菊五郎家について深く理解することができます。さらに、温かい家族の交流を感じさせる鼎談形式の方針が取られている点も素晴らしいです。

「この本を読み返すたび、襲名時の気持ちを忘れずにいたい」と語る八代目菊五郎の言葉に、逆に私たちもその意味を感じさせられます。

結論



『音羽屋三代八代目尾上菊五郎六代目尾上菊之助襲名記念』は、歌舞伎ファンにとって必読の一冊です。歴史と新たな挑戦が融合したこの書籍を通じて、音羽屋の魅力がさらに深まることでしょう。この記念本を手に取ることで、華麗な歌舞伎の世界をじっくり堪能しましょう!


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