クロちゃんの初小説『クロ恋。』出版記念会見詳細レポート
3月23日(日)、大阪で行われたクロちゃんこと安田大サーカスのクロちゃんの初小説『クロ恋。』の出版記念会見には、彼の親友である高橋みなみがサプライズゲストとして登場しました。本イベントでは、クロちゃんが自らの小説について語り、作品の魅力を余すことなく披露しました。
クロちゃんの作品について
クロちゃんの初出版となる『クロ恋。』は、『恋愛博士の異常な愛情』『揺れる』『地球最期の日』『Lv.17の勇者』という4つの短編から成り立っています。会見では、司会を務める紺野ぶるまがクロちゃんに各作品の内容やテーマについてインタビューし、彼の独自の視点が光る場面が続きました。
1. 恋愛博士の異常な愛情
この短編は、キャバクラにハマりながら恋愛を実験として捉える大学生の物語です。クロちゃんは、「恋愛は実験のようなもの」と語り、自身の実体験を反映させた部分も多いことを明かしました。参加者たちは、フィクションとノンフィクションのバランスに興味津々でした。
2. 揺れる
次に紹介された『揺れる』は、二人の高校生が女子を巡って争うストーリー。ラストには予想外の展開が待ち受けており、読者に何度も読み返したくなる魅力を与えています。クロちゃんは、この作品を通じて恋愛そのものが持つ多様性を探求しています。
3. 地球最期の日
物語の舞台は「地球最期の日」。普段は男性が主役になることが多いこの設定で、クロちゃんはあえて女性を主人公に据え、その心の葛藤を描写しました。紺野は、専門的な話がある中でもわかりやすさを大事にしている点を評価しました。
4. Lv.17の勇者
最後に紹介された『Lv.17の勇者』。この作品は、ドラクエの世界観と重なる要素があり、主人公が「勇者になりたい」と願う純粋な子供像を描いています。古き良きRPGファンのクロちゃんの子供時代の夢が詰まっています。
高橋みなみのサプライズ登場
会見の中盤、親友の高橋みなみがサプライズ登場しました。彼女はクロちゃんの作品について愛情込めたツッコミを入れ、笑いを誘いました。また、クロちゃんと高橋の絆が深まる瞬間が多く見受けられました。特に、リチさんとの失恋が作品にどのように影響を与えたのかを問われると、クロちゃんは自身の恋愛観について赤裸々に語りました。
クロちゃんの本質に迫るトーク
会見は終始明るい雰囲気の中進行され、クロちゃんの特異な恋愛観が引き出されました。彼は交友関係や恋愛において様々な「実験」を行うことを明かし、高橋との間でのエピソードも飛び出しました。結局、高橋は「地球最期の日」を恋愛の実体験に基づく作品として最も関連があると感想を述べました。クロちゃん自身が「正解は番組で発表」と言い放つと、会場は爆笑に包まれました。
この出版記念会見は、クリエイティブな側面を持つクロちゃんの新たなステージを垣間見ることができた貴重なイベントでした。新たな恋愛観を提示する『クロ恋。』は、クロちゃんファンはもちろん、多くの読者にとって楽しめる一冊となるでしょう。なお、書籍は2025年3月19日に発売予定で、価格は1,760円(税込)です。