夢洲でごみ問題解決
2025-06-09 16:02:46

大阪・関西万博の夢洲で「スポGOMI」を通じてごみ問題に挑む

大阪・関西万博開催地の夢洲で行われた「スポGOMI」



2025年大阪・関西万博の開催地、夢洲で、6月8日に『スポGOMI』が開催されました。このイベントは、イオンディライト株式会社によって主催され、国内における「スポGOMI」の開催はこれが初となります。外国のイベントではインドネシアやマレーシアでの実績がありますが、日本での取り組みとして、特に大きな意味を持つイベントとなりました。この取り組みも、世界共通のごみ問題を散歩する機会として考えられています。

スポGOMIの意義と楽しみ



『スポGOMI』は、地域の環境を美化しながら、参加者の社会貢献意識を高めることを目的にしたスポーツイベントです。参加者たちはチームに分かれ、制限時間内に拾ったごみの量や種類に基づいてポイントを獲得します。今回のイベントには、63名の参加者が17チームに分かれ、夢洲周辺で実施されました。

参加者からは、「ごみの分別について知識が得られた」「スポーツの面白さも感じながら、ごみ拾いに取り組むことができた」と、好意的な意見が寄せられました。これに対して、大阪産業大学の花嶋温子教授は、「ごみを拾う人の善意に依存するのではなく、捨てない仕組みが必要。競技として楽しむことでごみ問題を新たな視点で考えることができた」と述べています。

大阪府との連携と成果



さらに、このイベントは大阪府が推進する「ごみゼロアクション!~大阪春の陣~」と連動して実施され、参加者たちは約436kgものごみを回収しました。その中の129kgについては再生可能な素材であり、行政によって適切に処理される予定です。全体の約312kgはその他のごみとして分類されました。

今回のスポGOMIによってもう一つ特徴的だったのは、災害時に役立つ緊急避難用のバルーンシェルターが設置されたことです。これは、イオングループの防災・減災対策として紹介されました。このシェルターは、被災者の避難スペースとして使用されることが期待されています。

地域社会への影響



イオンディライト株式会社は、今後もこうした活動を通じて、地域社会の持続可能な発展に寄与していく所存です。スポGOMIを通じて、参加者にごみの分別やリサイクルの重要性を認識してもらえることを目指し、次回以降の開催にも期待が寄せられています。また、今回参加した学生たちは、自らの体験を通じて、地域の環境美化活動について考える良い機会となっています。

今後、ますます社会課題への意識が高まり、環境問題に対するアプローチの多様性が生まれることが期待されます。夢洲での『スポGOMI』は、その小さな一歩として大きな成果へとつながることでしょう。


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