次世代煙突受賞
2025-07-10 12:12:44

次世代煙突が環境貢献賞を受賞!膜素材の新たな可能性

次世代煙突が環境貢献賞を受賞!



このたび、日本膜構造協会から「環境貢献賞」を受賞した次世代煙突は、膜素材を利用した最新の技術によって、大きな注目を集めています。太陽工業株式会社とカナデビア株式会社の共同開発によるこの煙突は、従来の構造から大きく進化を遂げ、環境への配慮も抜群です。

燃えるごみ焼却施設の革新



従来の煙突は、頑丈なコンクリートやPCパネルで作られていましたが、次世代煙突では軽量かつ高耐久の「PTFEガラス繊維膜材」を使用しました。この革新により、施工が容易になり、耐震性も向上しています。また、使用する材料が軽いために、全体の環境負荷が大幅に軽減されています。

受賞式は2025年6月23日、東京都内で行われ、太陽工業の社長である能村祐己氏とカナデビアの桑原道氏がその名誉に浴しました。彼らは、膜素材の特性を最大限に生かし、持続可能性を追求した結果、このような栄誉を手にすることができたのです。

環境貢献への高い評価



受賞理由の一つには、膜質を用いた外皮の防汚性の高さがあります。光触媒加工が施されているため、管理やメンテナンスの頻度が従来と比べて低下し、維持管理コストの削減につながります。また、軽量であるため、建物の耐震性も高められる点が高く評価されました。その他にも、全体の資源消費量の低減や、施工方法の短縮によるCO2排出量の減少が期待される点が挙げられています。

未来への応用が期待される



次世代煙突の受賞は、単なる煙突の進化だけではありません。膜素材の利用法が刷新され、今後は建築物全体やさまざまな構造物への応用が期待されています。さらなる可能性を示唆するこの技術が、今後どのような形で社会に貢献するのか、目が離せません。

太陽工業の企業理念と取り組み



太陽工業株式会社は、膜面構造物の分野ではリーダー的存在です。企業理念である「膜の無限の可能性を引き出し、お客さまに感動と快適な環境をお届けします」という言葉のもと、同社は様々な分野に事業を展開し、社会の安全と快適さを提供し続けています。イベントコンサルティングや施設運営など、幅広い活動を通じて、「世界を、やわらかく。未来を、あたたかく。」という目標を掲げています。

次世代煙突の受賞は、持続可能な社会に向けた一つの大きなステップとなることでしょう。その進化に目が離せません。


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