2025大阪・関西万博で展開される「SDGs EVENING TALKS」
2025年7月28日(月)、大阪で開催される2025大阪・関西万博の「BULE OCEAN DOME」パビリオンにて、SDGs EVENING TALKSが実施される。このイベントには、株式会社はせがわの相談役である長谷川裕一氏が登壇し、企業のサステナブルな取り組みについて講演する予定だ。
講演のタイトルは「“おかげさま”の心で未来へつなぐ― お仏壇のはせがわのサステナビリティ」となっており、我々が大切にする「ご縁」への感謝の気持ちをもとに、持続可能な社会の実現に向けた活動を紹介する。
講演の概要と日程
- - 日時: 2025年7月28日(月) 18:00~19:30
- - 場所: BULE OCEAN DOME C
- - 配信URL: 公式YouTubeチャンネル
この講演は公式チャンネルで配信されるため、会場に足を運ぶことが難しい方々も視聴できる。長谷川氏は、はせがわが進めているサステナビリティに関するビジョンを解説し、この精神がどのように企業活動に反映されているのかを深堀する。
登壇者のプロフィール
長谷川裕一氏は、1940年に福岡県で誕生し、龍谷大学で仏教学を学んだ後、家業である長谷川仏壇店(現・株式会社はせがわ)に参加。仏壇の製造および販売の革新に取り組んできた。1982年から社長を務め、後に会長、相談役としても企業を支えてきた。多くの文化財の保護に携わりつつ、日本文化の大切さを海外にも広める努力を続けている。
講演のテーマと内容
講演では、はせがわのサステナビリティの基本方針が紹介される。これは「人、社会、自然とのあらゆるご縁に感謝する」という姿勢で、企業活動を通じて地域社会に貢献している。
サステナビリティの本質
長谷川氏は、サステナビリティの本質として、「おかげさま」という言葉に込められた深い意味を説明する。「ご縁」とは仏教の教えで、全ての命が互いに結びつき支え合っていることを示している。この精神が企業の行動指針となり、持続可能な社会を形成するための基本となっている。
文化財修復への取り組み
はせがわ美術工芸というグループ会社では、伝統技術を用いた文化財の修復事業を展開しており、日本文化の保護に貢献している。長谷川氏は、これらの活動が日本文化の継承に向けてどれほど重要であるかを語る。
教育への貢献
また、東京藝術大学との連携で創設された「お仏壇のはせがわ賞」を通じて、次世代の技術者の育成にも力を入れている。未来の技術者たちを支え、日本の文化的な価値を後世に伝える活動は、企業の重要な社会的責任と位置づけられている。
企業理念と今後の展望
「心の平和と生きる力を実現する」という理念のもと、はせがわは仏壇や仏具の販売にとどまらず、広く終活支援に関わっている。これにより、個々の人生に寄り添い、より豊かな生活を提案している。
まとめ
このように、2025年大阪・関西万博の一環として行われるSDGs EVENING TALKSは、株式会社はせがわの活動の紹介だけでなく、持続可能な未来を考えるきっかけとなる貴重な機会だ。企業がいかに地域社会と調和し、輝かしい未来を共に築くか、そのヒントがここにある。興味のある方はぜひ参加または視聴をお勧めしたい。