万博で注目の新しいおにぎり店「PACKN-TO」
最近、関西万博の会場で話題を呼んでいるのが、塩のみを使ったおにぎり専門店「PACKN-TO」(ぱくんと)です。この店は、従来の具材を使ったおにぎりの概念を覆し、シンプルに塩むすびの美味しさだけで勝負しています。
シンプルさから生まれる驚き
「ただの塩むすび」と思わせないのが、このおにぎりの魅力です。使用されているのは、高知県の塩職人・田野屋塩二郎氏の“完全天日塩”。この塩が味わい深さを引き出し、食べた瞬間に米の甘みが口の中に広がります。実際に、SNSでも「一番おいしい」「本当に塩だけ?」といった反響が多数寄せられています。
引き算の美学
この新たな試みは、万博会場でも大人気を博しており、販売数はまもなく1万個を突破する勢いです。「米と塩の旨さが直に感じられる」と多くの来場者が絶賛しているとのこと。今までの“にぎやかさ”や“ボリューム”で勝負していたおにぎり業界において、真逆のアプローチが新たなトレンドを生む可能性を秘めています。
世界が注目する日本の味
また、「PACKN-TO」は2025年6月23日、万博内のイベント「Undiscovered Japan Festa」にも参加予定です。このイベントでは、塩職人・塩二郎氏が登場し、塩むすびの魅力を直接伝える貴重な機会となります。おにぎりを通して日本の知られざる魅力が発信されることは、国内外での注目を集めること間違いなしです。
海外展開の可能性
万博期間中に集めたフィードバックを活かして、「PACKN-TO」は海外展開も視野に入れています。日本食の原点であるおにぎりに立ち返り、国際市場に挑む新たなブランドとしての道を歩み始めているのです。おにぎりが世界中で食べられる日も来るかもしれません。
店舗概要
「PACKN-TO」は、関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」内に店舗を構えています。営業期間は2025年4月13日から10月13日まで、営業時間は10:00から21:00。提供するメニューは、究極の塩むすびをはじめ、期間限定のおにぎりなど多彩です。
会社概要
「PACKN-TO」を運営する株式会社オオサカムセンデンキは、1959年に設立され、大阪市西区に本社があります。様々な事業を展開しながら、新たな飲食ブランドとして成長を目指しています。
そのシンプルさゆえに多くの人々を魅了するシンプルおにぎり、今後の進展から目が離せません!