岡山大学、ブラジルの留学生との対話を通じた国際交流の深化
2025年1月20日、岡山大学にブラジル・サンパウロ大学歯学部から9名の留学生が来訪し、学長の那須保友教授への表敬訪問を行いました。この訪問は、国際交流プログラムの一環として実現されました。
留学生たちは、1月7日からの8~12週間、岡山大学の歯学国際交流演習に参加するために来日しています。このプログラムは、国際協定校からの留学生を受け入れることを目的にしており、岡山大学の歯学部では2001年度から始まりました。2012年度以降は双方向の交流が推進され、留学生と本学の学生が互いに学び合う機会が増えています。
那須学長は、留学生たちに向けて、「私も学生時代に海外での経験を積みました。この経験は私自身の成長にとって非常に大きな転機となりました」と述べ、彼らの今後の活躍を心から期待すると激励しました。
また、那須学長は、昨年12月にブラジル・サンパウロ大学を訪問した際の出来事を紹介し、現地の学生たちと交流したエピソードを共有しました。このような国際的な交流の重要性を強調し、留学生たちが岡山大学での学びを通じて得られるものは多いと語りました。
その後、訪問は和やかな雰囲気の中で進行し、留学生たちも自己紹介を行い、各国の文化について意見を交わしました。交流後には、集合写真を撮影し、貴重な思い出をメモリアルとして残しました。
岡山大学では、地域中核・特色ある研究大学として、今後も国際交流プログラムの充実を図り、学生たちにさまざまな学びの機会を提供していくことを約束しています。岡山大学のこうした取り組みは、将来の国際社会で活躍できる人材を育成する鍵となるでしょう。
留学生たちはこの国際交流を通じて、日本文化を深く理解し、また自国の文化を岡山大学の学生たちに伝える貴重な機会を得ることが期待されています。これにより、双方の理解が深まり、国際交流が一層活発になることが望まれます。
今後も岡山大学は、様々な国の学生たちを受け入れ、国際的な視野を広げる取り組みを継続していきます。地域と地球の未来を共創することで、世界の革新の中心となる研究大学としての使命を果たしていくことが期待されています。