水中演出の未来:日本における可能性と新たな表現の門出
2024年12月18日、合同会社トワイエイゾが創業2周年を迎えます。水中演出を専門に手掛ける同社は、映画やCM、音楽ビデオなど、様々な分野でその技術を提供してきました。今回は、水中演出が日本でどのように認識され、今後の展望はどのようなものかを深堀りしていきたいと思います。
水中演出の現状と課題
水中演出は非常に魅力的な表現手法ですが、日本においてはまだ広く使われていないのが現状です。企画段階で「高額そう」「危険そう」「やり方がわからない」といった印象から、なかなか選択肢に入らないことが多いのです。しかし実際には、スタジオやプール、商業施設内など多様な場所で水中演出は実現可能です。
さらに、競泳選手やアーティスティックスイマー、さらには水中パフォーマンスを行うマーメイドモデルなど、才能あるパフォーマーもいるため、企画における可能性はまだまだ広がっています。それにも関わらず、このような認識のズレが水中演出活用の機会を減少させていると考えられます。
海外の水中演出事情
一方、海外に目を向けると、水中演出が非常に豊かな表現手法として確立されています。水族館や観光施設でのショーやパフォーマンスが一般的に楽しめるようになり、水中という空間は体験として定着しています。トワイエイゾでも今年、マーメイドショーを手掛けるなど、その魅力を広げています。水中演出の設計では、安全管理やパフォーマーとの連携が非常に重要です。これが水中演出の本質なのです。
日本で水中演出を検討する意義
現在、我々が日々消費している映像コンテンツは非常に多様化しており、視覚や体験を通じて記憶に残る表現が求められています。水中演出は、重力から解放された動きや静寂、時間の流れを別の次元で体感させることができます。これにより、ただの情報ではなく、体験そのもので記憶に残る表現が可能になります。
AI時代における実写の重要性
また、AI映像が進化する今だからこそ、実写の水中演出の価値が高まっています。AIが何かを描く技術と違い、実写の水中演出は直接的な体験をデザインし、記録するものです。生身の人間が水中にいるという事実そのものが、視覚的にも感覚的にも説得力を持つのです。
創業2周年を迎えて、相談体制を強化
トワイエイゾでは、この2年間の実績を踏まえ、水中演出に関する無料相談を強化しています。発注が決まっていなくても相談でき、企画の実現可能性を確認することから始められます。水中演出は安全管理が非常に重要で、表現面だけでなく、実現可能かどうかの判断も行える体制を整えています。
代表メッセージ
最新のエンターテインメント業界は常に進化していますが、水中演出はまだまだ多くの可能性が残されています。今回、お話しさせていただいたように、水中演出を選択肢に加えることで、新たな体験を生み出すことができます。
この未開の表現の海に、一緒に飛び込んで新しい体験を創出していきましょう。水中演出があなたの企画の目を惹く一助となることを、心から願っています。