村上春樹が選ぶ「ローラ・ニーロ・ソングブック」の魅力とは？

村上春樹が選曲するローラ・ニーロの特集

毎月最終日曜日の19時に放送される『村上RADIO』。作家の村上春樹がディスクジョッキーを務め、リスナーに様々な音楽を提案するこの番組で、2025年8月31日（日）に行われる特集は、伝説のシンガー・ソングライター, ローラ・ニーロに焦点を当てた「ローラ・ニーロ・ソングブック」です。

ローラ・ニーロとその音楽の魅力

ローラ・ニーロは、1960年代末に18歳でデビューした、独特の存在感を持つアーティストです。「ニューヨークの妖精」と称される彼女は、その外見や振る舞いと同様に、音楽でも際立った独自のスタイルを持っていました。彼女の作品は、感情豊かでありながら、まったく別の視点から生まれたかのようなオリジナリティーに満ちています。村上春樹も「彼女の作り出す音楽には、誰の真似でもない、混じりけないオリジナリティーがそなわっていました」と語っています。

村上春樹の想い

今回の特集が実現するのは、村上春樹がローラ・ニーロの音楽を心から愛しているからです。彼は、以前から彼女の特集を行いたかったとのことです。音楽の中には多くのカバーがあり、多くのアーティストによって再解釈されています。それぞれのアーティストが表現する様々なバージョンの楽曲を聞くことで、リスナーはニーロの音楽が持つストーリーの深さに触れられるでしょう。