シェイクスピアとロックの融合！『あの夏の夜の夢』が開催

シェイクスピアとロックの魅力が交差する舞台

7月18日(金)と19日(土)、吉祥寺にある老舗ライブハウスで注目の舞台『あの夏の夜の夢』が上演されます。演劇ユニット「キングスメン」とメタル系ロックバンド「FURUCHANS」がコラボレーションしたこの公演は、シェイクスピアの名作に新たな息吹を吹き込む素晴らしい機会です。

演劇ユニット「キングスメン」について

キングスメンは、俳優の平澤智之と高村絵里が中心となり、シェイクスピアの作品を扱う劇団です。これまでに『マクベス』や『ロミオとジュリエット』など、古典を現代に照らして再解釈する演出が話題を呼んできました。今回の公演も、シェイクスピアの作品と現代の音楽を融合させた新しい挑戦です。

ファンタジーと現実の交差点

『夏の夜の夢』は、妖精たちが住む幻想的な森を舞台に、恋人たちの錯綜した関係を描いたコメディです。しかし、表面上の楽しさの裏には、現代に通じる深刻な問題が潜んでいます。演出を手掛ける篁エリは、「現代社会の圧力によって女性が抑圧される姿を映し出したい」と語ります。シェイクスピアの作品が現代に響く理由は、根源的な人間の生に触れるからこそ。ロック音楽と結びつけることで、よりパワフルにそのメッセージを届けられるのです。

コラボレーションの意義

FURUCHANSの音楽スタイルがキングスメンの演出にどのように影響を与えるのか、期待が高まります。マジカルな要素が詰まった舞台設定と、激しいロックサウンドの組み合わせは、一見奇妙な接点に思えますが、両者の根本には共通する表現があると感じます。演劇を鑑賞する観客が、ロックのエネルギーを感じながら新たな舞台体験を得ることができるのです。

ショーの詳細

この特別な公演は、両日ともに多彩なキャストが揃います。平澤智之、高村絵里が主演し、ゲストには遠藤栄蔵が参加。チケットは全席自由、3500円で販売中です。チケットの購入は、カンフェティのサイトからできます。公演日には、ライブの迫力とともに、美味しいカクテルを楽しみながら、シェイクスピアの世界に浸ることができる、そんな貴重な体験を提供します。