福井・坂井市で坂井ほや丸が明和電機ライブにゲスト出演
2023年7月19日、福井県坂井市のみくに未来ホールで行われた明和電機の全国ツアーライブに、坂井市の公式キャラクターである「坂井ほや丸」がゲストとして登場しました。この公演では、満員の350人の観客が集まり、その魅力的なパフォーマンスで会場を盛り上げました。
「ナンセンスマシーン」で有名な明和電機の土佐信道社長とともに、坂井ほや丸はオリジナル楽器「オタマトーン」を使用して、名曲「かえるの歌」の輪奏を披露しました。オタマトーンは、音符の形をした楽器で、中央のバーを指で押すことで簡単に音楽を奏でられるユニークなアイテムです。この楽器を前に、坂井ほや丸は少し緊張しつつも、観客からの期待を背に受けて演奏に挑みました。
ライブは、土佐社長が一人で7種類の楽器を操りながら進行され、強烈なインパクトとともに観客を楽しませました。坂井ほや丸も途中で登場し、地元で活躍されているナレーターの岡田健志さんと共に客席を活気づけました。開演前には、坂井ほや丸が客席に姿を現し、自己紹介をしたり、「ステージを楽しみにしていてください」と出演をアピールしたりして、すでに期待感を高めていました。
また、土佐社長と坂井ほや丸の掛け合いは、まるでコントのようなユーモアを交えながら進行し、観客からは笑い声が絶えませんでした。観客に向かって、「ほや丸はオタマトーンが弾けるの?」という問いかけや、「そんな大きな肉球で大丈夫?」という冗談も飛び交い、会場の雰囲気は和やかそのものでした。
実は、坂井ほや丸はこの日のために、オタマトーンの弾き方を一か月間練習し、見事に音を出すことができました。土佐社長が「じゃ、いっしょに演奏しよう」と声をかけた瞬間、会場は拍手に包まれ、2人の信じられないパフォーマンスが始まりました。「かえるの歌」を輪奏形式で共演すると、観客からは「がんばれ!」「上手い!」といった温かい声援が飛び交いました。
演奏後、坂井ほや丸がしゃべれない代わりにオタマトーンの音で土佐社長の問いかけに応える場面もありました。これには観客も大笑いし、彼らのユーモア溢れるやり取りが会場に笑いをもたらしました。
坂井ほや丸は、これまでにもさまざまな場面でプロのアーティストとの共演を果たしており、その存在感を高めています。この日も、関東や九州、東海地方などから明和電機のファンが大勢集まり、坂井市の名物キャラクターと共演する姿を楽しみにしていました。
坂井市移住定住推進課の小玉悠太郎さんは、「坂井市に訪れた明和電機のファンたちにも、坂井ほや丸の魅力を感じてもらえたと思います」と語り、この日が成功したことを喜びました。坂井ほや丸のさらなる成長に、今後も目が離せません。