デジタルIPスタジオQREATIONが10億円の資金調達を実施!
デジタルIPスタジオの株式会社QREATION(キュリエーション)が、シリーズAラウンドにおいて10億円の資金を調達しました。リード投資家にはジャフコグループ株式会社が名を連ね、この調達は同社にとって初めてのエクイティファイナンスとなります。この資金を活用して、グローバル市場を視野に入れたIP開発および事業の拡大を加速していく予定です。
QREATIONとは?
QREATIONは、SNSを起点に多くのヒットコンテンツを創出するデジタルIPスタジオとして知られています。その代表作には、総再生数が18億回を超えるショートコントシリーズ『本日も絶体絶命。』や豪華な俳優陣を迎えたショートドラマ『いつだって究極の選択』などがあります。また、Z世代から特に支持を集める縦型ショートバラエティ『ちょこっとぱーちー』や恋愛ショートドラマ『ときめき図鑑』も大人気です。
これらのコンテンツは、YouTube、TikTok、Instagramなどにおいて年間数十億回という圧倒的な再生数を誇り、国内一のデジタルIPブランドとして成長しています。
資金調達の背景
今回の資金調達は、クリエイターの才能を結集し、新しいメディア産業を築くというQREATIONのビジョンを実現するための重要なステップです。特に、グローバル展開を視野に入れたデジタルIPの拡大を目指しており、そのための「デジタルIP事業部」を新設することを発表しました。この部署は、従来の縦型ショートコンテンツに加え、YouTubeなどの横型中長尺コンテンツの開発にも注力していく予定です。
今後の展望
QREATIONは、グローバルIPの開発に加え、以下の領域にも力を入れて新しいメディア産業を築くことを目指しています。
1.
共創する広告モデルの確立: 従来の広告手法に代わり、コンテンツを通じて生活者が「見たい」と思える良質なコンテンツに基づいたマーケティングを推進。これにより、ブランドを自然に好まれる新たな企業ブランディングの形を実現します。
2.
Z世代クリエイターコミュニティの拡大: Z世代を中心とした才能あるクリエイターとの協働を通じて、新しいコミュニティを構築し、様々な挑戦に取り組む考えです。これは、コンテンツ制作やリアルイベントなど多岐にわたります。
代表取締役米永圭佑からのメッセージ
「エンターテイメントは人々の心を動かし、文化をつくり、社会を前進させる力を持っています。素晴らしいコンテンツのクリエイターが正当に評価され、挑戦できる環境が必要だと考えています。この資金調達はその理念を加速する第一歩です。今後はグローバル市場で通用するコンテンツを生み出すことに全力を尽くします。」
このようにQREATIONは、未来のエンターテイメントを牽引する存在として、さらなる挑戦を続けていく予定です。今回の資金調達を機に、今後の展開には多くの期待が寄せられています。新しいエンターテインメントの形を共に作る仲間を募集中です!