劇団CATMINTの新作『所以〜 room for sympathy 〜』
劇団CATMINTは、2025年の初夏に新たな舞台を披露します。その名も『所以〜 room for sympathy 〜』。この作品は、愛情の誤解から生まれた家族の姿を描いた深いドラマで、特にそのキャストに注目が集まっています。これからの時代を担う実力派たちが集い、観客に新しい感動を届けることでしょう。
公演は2025年6月4日から6月8日まで、赤坂RED/THEATERで行われます。先行販売は各キャストのファンクラブから申し込みが可能で、一般販売は5月3日から行います。チケットの詳細はカンフェティの公式サイトをご確認ください。
物語のあらすじ
物語の舞台は、静かな雨の初夏の夜、地方都市の警察署。ある青年が突如として出頭し、刑事松尾斗真が捜査を開始します。青年、三嶋夕翔は母親に対して暴力的な行動を取ってしまった理由を、淡々と語り始めます。「なぜ、自分は母を殺してしまったのか?」この問いが物語の核となり、観客は彼の心の中へと深く入り込んでいくことでしょう。
彼の育った家庭や愛情の歪みが背景に描かれており、『所以』は決して単なる家族の物語に留まりません。愛されたいがための犯罪、そしてその結末に向かう過程は、観客に深い問いを投げかけます。「人間の心のバランスが崩れた瞬間、何が起こるのか?」
注目のキャスト陣
この作品には、さまざまな才能を持つ俳優たちが集結しています。
- - 丸山龍星は、三嶋夕翔役を演じ、シリアスな家族の在り方に真正面から向き合います。
- - わかばやしめぐみ(おぼんろ)は、劇団CATMINT初出演ながら、その豊かな感受性で作品を彩ります。
- - 渡邉響は、約一年半ぶりの舞台となり、初期のキャリアを振り返りながら新たな挑戦に挑みます。
- - 遥奈 瞳は、元宝塚歌劇団のスターとしての存在感を持ち、七年ぶりの舞台復帰でどんな演技を見せるのか期待が高まります。
- - 梅澤裕介も、新たな挑戦と成長を忘れず、ドラマを観客に届けることに全力を注ぎます。
全体を通して、各キャストのコメントからも彼らの意気込みが伝わってきます。今作の中で彼らは、深い感情と複雑な人間関係を描き出し、観客の心を揺さぶることでしょう。
上演情報
公演は全7回、予定されている各キャストが日替わりで出演します。特に、初日の公演は特別な意味を持ちます。観客の反応や役者のパフォーマンスがどのようにリンクするのか、非常に楽しみです。
チケットはS席が8,800円、A席が6,300円と、質の高い演技を間近で体験できるチャンスを提供します。
この新たな挑戦が舞台の未来を明るく照らすものであることを願い、ぜひ皆さんも劇団CATMINTの新作『所以』を観に行きましょう。心に残る作品を一緒に味わいましょう!